デイリーレポート
実力発揮の新鮮な演奏にさっそく次回をブッキング
▶当店ではバッキング・メンバーとしていつも他の出演者のサポートして信頼厚いピアニスト ユキ・アリマサさん。そんな当店で昨夜はユキさんのリーダー出演で、選ばれたメンバーは 鈴木央紹(ts) 原大力(ds) さんというベースレス・トリオで、私は、どんな化学反応が起きるのか楽しみにしていました。お客さまも同じ気持ちだったようで、特に常連さんがいらして熱心に聴き入りました。
▶ユキさんは現在は洗足学園で教鞭をとり生徒さんの信頼も厚いですが、バークりー音大卒業後はピアノ科に助教授として8年間教鞭を取られ、数々の賞をとった実力者です。今回は、私のリクエスト出演を気持ちよく受けて下さって、スリルとスピード感のある素晴らしい演奏を楽しみました。ほとんどの曲がユキさんと鈴木さんのアイコンタクトで即興演奏され、紡ぎ出されるサウンドはなかなかの味があり、コアなジャズ好き常連さんも感心しきりでした。
▶1st.stage…カーペンターズの♪For All We Know、チェット・ベイカーの♪A Touch of Your Lips、ユキ作♪It’s Subtle Without Tea、ユキ作♪Two Autum、スタンダード♪How About You。
▶2nd.stage…ユキ作♪Hills、テナーイントロから出たスタンダー曲♪So Many Stars、ピアノイントロからC.パーカー♪Crazeology、エバンスでお馴染みのバラード♪My Foolish Heart…とても美しかったです。三人が揃って一緒に出たユキ作♪D E L Fアンコールは♪Like Someone In Love。
▶とてもシンプルな編成なのに聴き応えある気持ちいい演奏でした。次回をお願いしない手はありません。さっそく次回が7月4日(水)に決まりました。ベースレスでこんな素敵なサウンドになる、演奏者の腕ですね。一聴の価値がありますよ。
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