デイリーレポート
美しい流れるようなフレーズの高度なトリオサウンド
▶11月最初の週末土曜は【BODY&SOUL Special】キューバ出身で現在はNYで活動しグラミー賞にもノミネートされたマニュエル・ヴァレラ(pf)さんのトリオの初来日公演。サイドメンバーは、これまで当店に何回か出演されている ハンス・グラウィシュニグ(b) さんとE.J.ストリックランド(ds)さん。このメンバーでアルバムをリリースして今回のツアーになりました。日本では発売されていないので、マニュエルさんは知る人ぞ知る存在。知名度がほとんどないので集客には苦労しました。
▶ハンスさんとE.J さんは、マニュエルさんの綺麗なタッチで流れるようにフレーズが聴こえてくるピアノと相性が良くて、物凄く高度なサポートで耳を見張るものがありました。特にE.Jさんは、来日の度に凄いドラマーなっていることを感じました。いらしたお客さまは、素晴らしい生演奏を聴いて感動されアルバムをお求めくださった方も大勢いました。
▶1st.stage…マニュエル作♪Hindsight、マニュエル作♪Family、キューバのボレロの曲♪Tres Palabras…良い曲でしたよ。♪Body Aon Soul〜W.ショーター♪Footprint、マニュエル作♪Indian Summer、マニュエル作♪Hopeful…気持の良いサウンドに酔いました。
▶2nd.stage…マニュエル作♪In The Eye of The Beholder (美は見る人の目の中にある)、W.ショーター♪Wayne、W.ショーター♪Distancia、スタンダードC.ポーター♪What Is This Thing Called Love、マニュエル作♪Spring、♪En Route、アンコールはビートルズの♪In My Life。
▶大変気持の良い演奏でしたが、日本では知られていないのでお客さまが少なくてとても残念、もったいない思いでした。マニュエルさんはとても温かい優しいお人柄人で、終演後雑談しながらビールを2杯お飲みになってとてもいい気持そうにされているのを見て、この次に来日する時はぜひ満席でお迎えしたいと強く思いました。
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