デイリーレポート
美しく流れるように演奏された全編お馴染み曲
▶アルバム「Dear Old Stockholm」をリリースしたウラジミール・シャフラノフ(pf) さんの日本ツアー2016、サイドメンバーは 若林美佐(b) 藤田学(ds) さん。若林さんはツアーマネージャーもされていてブッキングからツアー車の運転までされています。今回のツアーは、地方都市20ヶ所くらいで、若林さんは全部一緒ですが、ドラマーはその時々で変わるそうです。
▶イッセイミヤケのスーツがよくお似合いのウラさんが元気一杯で登場(ウラジミールさんは呼びにくいので私はウラさんと呼んだのですが彼も答えてくれたので、以後ウラさんと呼ぶ事にしました)日本でのアルバムリリースがとても嬉しそうなご様子で終始ご機嫌。昨年より若返ったように感じました。演奏は全編スタンダード・ナンバーです。
▶1st.stage…季節物♪Autumn Leaves、♪I Remember Clifford、♪Daafoud、♪Dear Old Stockholm〜♪So In Love〜♪The Lost Time I Saw Paris〜♪I’ll Keep Loving You…綺麗な滑らかなピアノが曲間なくメドレーで店内によく響きました。A.C.ジョビン♪If You Never Come To Me〜♪Triste 気持よかったです。♪Easy Walker。ウラさん休憩中はお知り合いに挨拶回り、女性には「Beautiful Girl」と声をかけられて…。
▶2nd.stage…B.ゴルソン♪Wisper Not、M.ルグラン♪You Mast Believe In Spring、♪Moon and Sand、♪Walkin〜♪Rhythm-A-Ning。聴きにいらしていた楠井五月(b)さんを呼出してJ.マンデル♪Close Enough For Love、♪But Beautiful。若林さんに戻って♪Beautiful Friendship、♪What A Wonderful World。すべてアルバム収録曲です。アンコールは明るく♪St.Thomas。とても解りやすい綺麗なピアノで皆さんよくご存じのスタンダードナンバー。ウラさんの身体の中に染みている音がほとばしっているような美しい演奏でした。これからのツアー、気をつけていっていらっしゃい。
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