デイリーレポート
選曲もアレンジも演奏も楽しみました
▶2009年にデビューした宮川純(pf) さんをプロデュースしたのが大坂昌彦(ds) さん、その時のベース担当が 井上陽介(b) さん、昨夜のトリオ・メンバーです。名古屋から上京すると宮川さんはすぐに多くのミュージシャンから声がかかり、アレンジの才能もあって、シンガーのレコーディングはじめ、TOKUさんのバンドはじめ多くのバンドの仕事をされてきました。でも原点が大切だ、と大先輩の協力をえてトリオ演奏を時々されます。でも、忙しい3似で、スケジュール調整が大変。年に3、4回機会があればいい方でしょうか。昨夜は3回目の当店での演奏でした。
▶夕方6時半頃から空が破れたようなゲリラ豪雨になり、1時間ほどは歩くのも大変な状態でした。私も小降りになるまで待ったのですが、お約束があって雨の中を出てお店のドアを開けたら…お客さまはどなたもいらっしゃらないと思いきや、客席にはすでに数組いらしていてホッとし、宮川さんの人気も本物だと思いまいた。皆さまびしょ濡れでしたが、そんな中のトリオ演奏は心に届くいい演奏になりました。
▶1st.stage…H.シルバー♪St.Vitus Dance…これは身体が動いてしまうハンチントン舞踏病という難病のことだそうです。W.ショーターの♪Infant Eyes、スタンダード曲N.キングコールの♪This Can’t Be Love、バラード♪My Romance…とても綺麗でドラムのブラシがよう効いていました。ラブソング♪If I Should Lose You。
▶2nd.stage…宮川作♪I Think So…これはアルバムのタイトルになっている曲、C.ウォルトン♪Hindsight、E.リンス♪Love Dance…いつ聴いても良い曲ですね、ベースのソロも良かったです。アップテンポのC.ポーター♪It’s Allright With Me…良くスウィングしていました。R.ハンプトン作♪Midnight Sun…宮川さんの現代的アレンジで8ビートでした、私の好きな曲です。アンコールはD.ブルーベックの♪In Your Own Sweet Way。宮川さんの選曲も良く、とても充実した演奏で、井上さん大坂さんも終始ニコニコされての演奏でした。大雨の中いらしたお客さま、ありがとうございました。
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