デイリーレポート
世界中を歌で旅した寒い雨の金曜日
▶都内大雪の予報が出ていましたが…幸い雨になり大したこともなくホッとしました(最近私は、大げさな警戒情報はあまり信用してもいませんが)。予約のお客さまは皆さんいらしてくださいましたが、寒さは厳しく、金曜日の夜にしては予約なしで立ち寄ってくださる方はやはり少なかったです。ステージは、グレース・マーヤ(vo,pf) さんの弾き語り、サイドメンは SOKUSAI(eb) TOMO KANNO(ds) さん。
▶マーヤさんは今年初めての当店出演で張り切って、しかも強力なリズム隊を得て楽しんで演奏されていました。この二人のリズム隊は、マーヤさんを自由に表現させ、しかも自分達も楽しむことが出来る腕と懐の深さがあり、マーヤさんは終始、ニコニコ。客席も呼応してリズムに合わせて身体がゆれていました。
▶1st.stage…♪Poinciana、S.ワンダー♪Ribbon in The Sky、♪Rhythm of the Fallin Love、ブラザーズ・フォーの♪Green Fields、♪Rout 66…8ビートでべースのソロがカッコ良かった。アメリカからパリへ飛んで♪La Vie en Rose(バラ色の人生)フランス語で、イタリアへ飛んで♪Volare…イタリア語で。お年を召した方は懐かしい曲に聴き入っておられました。
▶2nd.stage…♪Kiss of Life、きれいなピアノイントロから♪Engel Eyes。また世界に旅に出ますとマーヤさん、留学していた第二の故郷ドイツ語で♪Bei Mir Bist Du Schon(素敵な貴男)、南米ブラジルに飛んでポルトガル語♪One Note Samba、ロシアに行って♪Dark Eyes…これはロシア語で。帰国して鹿児島へ♪あんたがたどこさ青山さ、マーヤさんの出身地横浜へ♪赤い靴はいてた女の子、今度は「そうだ京都へ行こう」と♪My Favorite Things。続いて恒例マーヤ作♪Sad Samba を皆でコーラス。レディオヘッドの♪High & Dry、アンコールはジョン・レノンの♪Imagine。
▶英語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語、ドイツ語、ロシア語、そして日本語…7カ国語を駆使して世界を音楽の旅。お客さまもマルチリンガルぶりに感心しながら聴いておられました。でも昨夜は、珍しいことに客席に外国人の方がいらっしゃらなくて残念。マーヤさん、この春にはしばらくヨーロッパに行くそうです。どこに行っても言葉に不自由しない人が羨ましいワ。
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