デイリーレポート
初出演初共演でしたが独自の世界を持ついいピアノ
▶当店初出演のフランチエスカ・ハンさんのピアノトリオ、彼女自身が選んだ安カ川大樹(b)デニス・フレーゼ(ds) さんのサイドメンでした。ハンさんとは初めての共演でしたが、夕方5時に入ってリハーサル、1時間半ほどですっかり打ち解けた感じで、ステージは彼女のアルバム「I GARUS」からオリジナル曲を中心でしたが、安カ川さんもデニスさんもしっかりマスターして本番に臨まれました。
▶彼女はNYの大学で、デビット・バーグマン(pf) さんに師事された方で、そのデビットさんは、ティム・アマコスト(ts)さんのリーダーバンド《New York Standard Quartet》のレギュラーピアニスト。ここ10年ほど年に1度日本ツアーをされていて、昨年もいらして当店ではお馴染みです。そんなハムさんは、オリジナルを沢山作曲していてアルバムも3枚リリース、ソロアルバムも出しています。タッチの良いピアニストで、私の耳に間違いはなかった、と思いました。そして当店のピアノの響きが素晴しい、と大変喜んでいただき、私も嬉しく思いました。
▶1st.stage…アルバム「I GARUS」から♪Blues、♪Detour Count Yourself、綺麗なバラードで♪Body AndSoul、アップテンポの♪Rotten Peanuts、♪Shadimish。
▶2nd.stage…オリジナル曲♪Study 34、♪One Whale、♪Far East、スタンダード曲♪Along Together、オリジナル曲♪Lost Moon、♪Moramism、M.デイビスの♪Solar、アンコールは♪Autumn Leaves。六本木時代に日本駐在していたイギリスの当店のお客さまがお見えになり、演奏を聴き終ると彼女のピアノが気に入った、とアルバムを沢山お買い上げいただきました。ハンさんはびっくりするやら嬉しいやら。ハンさん良かったですね。
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