デイリーレポート
ジャズアレンジのACジョビンを弦で堪能
▶忙しくて(ほとんどは資金繰りや税金の関連業務ばっかり、いやんなっちゃいます)レポートブログを書くヒマもなく、ご報告遅れました。里見紀子(vln) さんの《プロジェクトN》という弦クァルテット・ユニット、典子さん率いるメンバーは今泉正明(pf) 上村信(b) 海野俊輔(ds) さん。アントニオ・カルロス・ジョビンの特集でした。A.Cジョビンはビートルズの次に世界中でカバーされているほどで、ジョビンといえばボザノバ。その彼の曲を多くは4ビートアレンジで演奏されました。
▶1st.stage…♪Fotografia…夕暮れのテラスをイメージして4ビートアレンジしたそうです。♪One Note Samba…これもよくスウィングするアレンジ。あまり知られていない、でも紀子さんが好きだという♪Modinha Dindi …とても良かったですよ。これもあまり知られてない曲ですがJ.ヘンダーソンが演奏しているのを聴いて好きになったという曲♪O Boto(小さなイルカ)…オリジナルはトロンボーンとフルートでジョビンが演奏していますが、昨夜はヴァイオリンとピアノが会話していました。そして♪No More Blues。
▶2nd.stage…♪Luiza(多分彼の娘マリア・ルイーザのことだと思います)、♪The Girl From Ipanema(イパネマの娘)は4/7拍子のアレンジでした。紀子さんのお話だと、イパネマの娘のモデルになった女性は、現在もご健在で、海岸でお店をやっていてその曲に関連したグッズを作って販売しているそうですよ。ジルベルトのアルバム、白と黒のポートレートから♪If You Never Come To Me、♪Agua De Beber(美味しい水)…変わったアレンジでした。♪Se Todos Fossem Iguais a Voce (Someone to Light Up My Life) この曲は皆さんカバーしますね。アンコールは♪Jazz ‘N’ Samba…この曲も多くの人がカバーしている曲です。お客さまは金曜日でもあまり多くなく、いらした方はゆったりお楽しみになられました。
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