デイリーレポート
NYで活躍中のお二人も参加してご機嫌なステージ
▶《井上智帰国5周年記念ライブ》は井上智(g)さんの選んだお気に入りのメンバー、片倉真由子(pf) 増原巖(b) 横山和明(ds) 太田朱美(fl) さんらとご機嫌なステージが繰り広げられました。お客さまは皆さまとても熱心に耳を傾けてギタークィンテットらしい素晴らしいサウンドを楽しまれていました。NYからのゲストで、ヴァイオリニストのミチ・フジさん、ベースの北川潔さんもお見えになってシットイン。お客さまも大喜びでした。
▶1st.stage…♪Going Home Whistle…井上作 タイトル通り口笛を吹いて歩いているような曲でした。♪Monk the things…井上作 セロニアス・モンクはこんなふうに思っているのでは、と想像して作られた曲、J.ホール作♪Seseragi(せせらぎ)…井上さんの師でもあるジムさんが日本のイメージで作曲したもので、井上さんが命名した曲綺麗な曲で私も好きです。スタンダード曲バラード♪Deep in a Dream、♪Jubilation…ジュニア・マンス作 フジ・ミチ(vln)ミチさんはジュニア・マンス・トリオのレギュラーメンバーです。(ジュニア・マンス・トリオはpf,bとヴァイオリンの編成です)
▶2nd.stage…J.ホール♪Walk Soft、♪My Funny Valentine…真由子ピアノをフィーチャーし、フルートが抜けてギタークァルテットで。j.ホール♪Waltz New(J.Hall作…増原さんのベースをフィーチャーし「Someday My Prince Will Comw」のコード進行で。♪Willow Weep For Me…フジミチ(vln)さんをフィーチャーしフルートが抜けてギタークァルテットで。J.ホール♪Careful…間違えやすいブルースなのでタイトルもBe careful。アンコールは北川潔(b)さんを呼出して♪I’m In The Mood For Love…北川さんはベーシストの命である「突き指」をしていたらしいのですが、演奏では全然気がつきませんでした。凄いですね。
▶シットインしてくださった北川さんもミチさんも、今日NYにお帰りになりました。ミチさんはこの秋11月にアルバムが発売され、その時日本ツアーをされます。当店では11月5日に出演が予定されています。その時たっぷり聴かれますよ。北川さんはケニー・バロンさんのレコーディングがあるようで、来年の日程はほとんどケニーさんに押さえられているようですが、合間をぬって帰国して真由子さんと演奏したいとおっしゃっていました。お二人とも昨夜は井上さんの応援ということでいらしてくれました。これも井上さんのお人柄ですね。次回の当店の井上さんは、来月5月20日中牟礼さんとのギターレジェント・デュオ、当店2回目の共演です。ギターファンでなくても感動的に素晴らしいですよ。ぜひいらしてください。
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