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デイリーレポート

外はドシャ降り でもビブラフォン響く爽やかな店内

外はドシャ降り でもビブラフォン響く爽やかな店内

Kyoko

2015年02月27日 金曜日

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▶昨日から3日間ブルーノートで東京で「小曽根真&ノーネームホーセス」のライブがはじまりました。私もお会いして最初のステージを聴いてきました。このオーケストラは、元々はペコちゃん(伊藤君子)のレコーディングがきっかけで出来たバンドですが、そのサウンドに魅せられた小曽根さんが発展させて、とうとう10年。昨夜は記念ライブでした。その間、私も欧州ツアーでご一緒させていただいた楽しい思い出があります。これまで5枚のアルバムをリリースしていて、昨夜はその懐かしい曲も聴く事が出来ました。ユーモアと緊張感…小曽根さんは本当に聴き手を楽しませるステージでいつも感心します。何かが起こる気になって最後まで全部聴きたいと思いましたが、後ろ髪を引かれる思いでお店に戻りました。
▶こちらは赤松敏弘(vib)ハクエイ・キム(pf)生沼邦夫(b)小山太郎(ds)さんのメンバーで、ゲーリー・バートンの愛弟子で4本マレットを駆使する赤松さんのビブラフォンが店内に綺麗に鳴り響いていました。小曽根さんと日程が被って、しかもドシャ降りの雨…赤松さんともども心配していたのですが、赤松さんのファン、ビブラフォンファンがしっかり聴きに来てくださっていてホッと一安心。赤松さんも小曽根さんと同じで、バークレーを出て同じ国立音大で教えていらっしゃって、その生徒さんも聴きにいらして、最後は楽器のかたずけを手伝いされていました。演奏曲名は赤松さんがメールで送ってくださいました。ありがとうございます。
▶1st.stage…赤松作♪Sound of Focus…赤松・ハクエイ・小山・生沼、1964 V.ヤング作♪Stella by Starlight…赤松・ハクエイ・小山・生沼、赤松作♪Yup or Nope…赤松・ハクエイ デュオ、赤松作♪Silent Butler…赤松・ハクエイ デュオは相性がとても良くて透明感のあるサウンドが素敵でした。ハクエイ作♪Newtown…この曲はハクエイさんが良く演奏されますがビブラフォンが入って異国情緒を感じました。♪by W.ショーター♪E.S.P.…赤松・ハクエイ・小山・生沼…ドラムをフィーチャーしていました。
▶2nd.stage…赤松さんのソロから赤松作♪Pleiades、ハクエイ作♪White Forest…赤松さんハクエイさんのデュオ、赤松作♪The Gleane…クァルテットで演奏。ドラムから出た小山作♪Beat The Blues…ブルースなのですが小山さんいわく「変形ブルース」、スタンダード曲♪On Green Dolphin Street、アンコールは赤松さんが青春時代に大好きだったという曲ベーシストS.スワロー作♪Ladies In Mercedes。
▶次回、赤松さんは市原ひかり(tp,flh)さんを迎えて、6月11日。鮮やかなテク・爽やかなビブラフォン・サウンドをぜひ聴きにいらして下さい。梅雨時も晴れ晴れしますよ。

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