デイリーレポート
才能ある若者たちのクールなステージ
▶井上銘(g)さんがリーダーで組んだ石田衛(pf)若井俊也(b)棚木言斗(ds)さんの才能ある若いグループ。銘さんはバークレーに留学していましたが中退して帰国。今はプロとして活躍している爽やかなイケメン好青年で、すでにアルバムデビューもされていて女性にも人気者です。そんな彼が若い仲間を集めて、主に銘さんのオリジナル曲を演奏されました。
▶将来ある若者たちを少しご紹介しますね。石田さんのお父様は、昔若い頃は当店の常連さんでしたが、その息子さんが今はピアニストとして当店に出演。きっと幼い時から家にはジャズが流れていたのでしょうね。お父様がちょうど今の衛さんくらい若いころを知っているだけに、私も感慨無量です。若井さんは、当店に時々出ている若手No.1ピアニストの一人、若井優也さんの弟さんで、今いろんなところで活躍されていますが、ベテラン・ピアニスト ケイ赤城さんトリオのレギュラー・ベーシストに抜擢されてツアーが終わったばかりでした。このトリオのベーシストになるのは大変なことです。彼は素直な性格なのできっとたくさん吸収・勉強されて大活躍されるでしょう。棚木さんはタッチも良く、いつもニコニコしてよくスウィングする明るいドラマーで、ドラマーとしては珍しいタイプです。そんな彼らが繰り広げたクールなステージでした。
▶1st.stage…銘さんが高校の時に作曲した最初の曲♪First Train、「シロガネーゼ」が一時ブームになりましたが、彼が白金に住んでいたころ作った♪Ganeze、♪胎児ソング…お腹にいる時は無限の可能性がある、という意味で共演者によって変わる曲なのです。♪奄美…日本的な旋律で大島の伝唱歌のような曲をアコースティックギターで演奏。♪Hawk’s Eyes…曲名通り鷹が勢い良く飛んでいる感じでしたよ。
▶2nd.stage…♪Jamo、マイルスも演っていた伝統的なブルース♪Relaxin’…ではイフェクター使っていろんな音を出しました。銘作♪Waiting For Sunrise…日の出を待っていた時に浮かんだ曲だそうです。バラード♪A Memory Of The Sepia…レコーディングのために作った曲だそうですが結局アルバムにには入れられなかったそうです。スタンダード曲♪My Favorite Things…それぞれのソロがとても良かったですよ。アンコールは、ギターソロで美しく一日遅れの♪クリスマスソングのメドレーで終わりました。
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