デイリーレポート
他がやらない曲をストレート・アヘッドなジャズで
▶佐藤ことみ(ds)さん率いるのは、ジャズのスピリッツと男らしさを感じさせるテクニックも十分のトランペッター類家心平(tp)さんと、ジャズらしい音色がいいテナーの好青年レイモンド・マクモーリン(ts)さんがフロント。バックメンバーは、当店初出演の栗田妙子(pf)さん、真ん中でしっかりしたリズムをキープする鉄井孝司(b)さんのクァルテット。
▶フロントの相性もコンビネーションも良く、皆で向かう所が一緒のようにストレート・アヘッドなジャジーなサウンドを楽しみました。客席にはことみさんのファンの50代60代の紳士の方たちが多く、ことみさんが張り切り過ぎた、と後で言うほどお客さまたちの反応がよく、拍手や歓声が間の良いところに入ってくる客席に、演奏者も楽しんで演奏されました。メンバーの皆さん熱い中汗びっしょりの熱演でした。私はスタッフがひとり代休のためて久しぶりにカウンターの中。聴いていたり飲み物を作ったり、落ち着いてメモがとれなかったので、ことみさんにお願いしてメールしていただきました。ことみさん、サンキュー !!
▶1st.stage…♪Velera /Roy Hargrove、♪Roy allan /Roy Hargrove、♪The vibe /Marc cary、類家さんフューチャーで♪Lament for love /Mickey bass、♪Trust /Roy Hargrove、♪Childhood /Rodney whitaker。
▶2nd,stage…♪soulful /Roy Hargrove、♪First one up /Darren Barrett、レイモンドさんフューチャーで♪The rhings we did last summer /sammy cahn.Jule styne、♪The challenge /Roy Hargrove、♪Childhood /Rodney whitaker、アンコールは♪Wild is love /Wayne dorothy.Rosch raymond。
▶ことみさんリーダーのこのグループは、他があまり演奏しない曲を多く演奏します。ことみさんは、ロイさん(ロイ・ハーグローブ)がお好きですから、特にロイさんの曲が多いのですが、私も大好きです。でも彼はまた腎臓の手術をされてあまり調子が良くない、と来日ミュージシャンから私にお言付けがありました。ロイさんは私を日本のお母さんのように思っていてくれているので、聴いていてロイさんのことが心配になりました。このグループの次回の出演は、メンバーのスケジュールがなかなか揃わず来年のお正月になってしまいます。残念です。
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