デイリーレポート
ステージと客席が一体となって湧き上がった夜
▶チャリート(vo) さんとユキ・アリマサ(pf) パット・グリン(b) デニス・フレーゼ(ds)さんの《スティービー・ワンダー特集》でお店が沸きました。ジャズ・ミュージシャンが、全編 S.ワンダーのレパートリーを演奏し歌うのは、多分ジャズクラブでは初めての試み(少なくとも当店では)です。ボーカリストもピアニストも引き出しがたくさんないとできません。チャリートさんも、S.ワンダーのたくさんの曲の歌詞は全部覚えてないので、早くから皆さんお店に入ってリハーサルでした。
▶でも、さすが皆さんジャズ・ミュージシャンです。ジャジーなアプローチで、ジャズミュージシャンならではのサウンドがノリよくお店に響きました。ユキさんパットさんデニスさんも、終演後とても楽しんで演奏出来たと喜んでおられました。
▶客席には台湾のミュージシャンと生徒さん達が大挙していらしてて、ノリのいいチャリートさんに合わせて途中で合唱などされていました。皆さん洗足学園に見学にいらした方々で、洗足学園で教えているユキさんとお知り合いになり、皆で聴きにみえて大いに楽しんでいかれました。
▶1st.stage…♪Why I Feel、♪For Once In My Life…1966年のこの曲はスティビーさんが歌う前にいろんなシンガーがが歌っていましたがS.ワンダーでヒット。1973年の♪Superstition、♪You and I、1979年の♪Send One Your Love、1980年の♪Lately、1982年の♪Do I do。
▶2nd.stage…お馴染みの♪You Are The Sunshine of My Life…客席のあちこちから歌声が聞こえました。♪All In Love Is Fair、1980年の♪Master Blaster、♪For Your Love…同じ曲名のものもあるようです。♪Sir Duke…これは1976年にD.エリントンに捧げた曲、♪Don’t You Worry Feat A They…客席から歌声が上がりました。アンコールは♪Overjoyed。
▶たくさんのスティービーさんの曲をたっぷり聴きました。チャリートさんもいつもよりノリが良かったみたい。お客さまも大喜びで、終演後は台湾の方全員とミュージシャンとが記念撮影して帰られました。きっと良い思い出が出来たことでしょうね。チャリートさんは、その足ですぐ深夜1時半の飛行機でマニラに発ちました。ホントにタフですね。チャリートさんミュージシャンの皆さま、早くからお疲れ様、ありがとうございました。
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