デイリーレポート
久しぶりに酔いしれて心が満たされた気持ちのいい夜
▶週末土曜日は、コロナ休業以来久しぶりで私も楽しみにしていた《レイモンド・マクモーリン クァルテット》メンバー レイモンド・マクモーリン(ts) 片倉真由子(pf) 粟谷巧(b) ジーン・ジャクソン(ds) さん。緊張感のある「これぞモダンジャズ」と感じる心に届く演奏に酔いしれました。演奏者全員が同じ方向性を持って頂上を目指しているのが感じられる気持ちの良い演奏でした。お客さまも皆さんこのサウンドを理解し、熱心に聴き入っていて店内は熱い空気に包まれました。
▶NYからコロナ禍で一時帰国されているテナー奏者馬場智章さんが、レイさんと楽器の話などで知り合いになったとかで、楽器を持って聴きにいらしてシットイン参加されました。二人のとても心地良い品があるテナーの音色が似ていて、目を閉じるとどっちが吹いているかしら、と思ったほどでした。週末を気持ちの良い演奏で過ごすことが出来て、私の心は満たされました。ジャズとミュージシャンは、私の宝物だと思いました。
▶1st set…レイモンド作BSJSレーベルの2枚組アルバムのタイトルチューン♪All of A Sudden、ジーン・ジャクソン作♪Great River、D.エリントン♪In A Sentimental Mood、同じくD.エリントンの♪Take The Coltrane。
▶2nd set…ドラマー ジョー・チェンバース作♪Hopscotch、M.デイビス♪Milestones、ジョニー・グリーン「社歌」♪Body And Soul、アンコールはT.モンク♪Evidence でした。
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