デイリーレポート
ジャズらしいテナーの音色でジャズの名曲を演奏
▶祝日(建国記念日)の夜、沖縄在住のセバスティアン・カプティーン(ds)さんが組んだメンバー、大口純一郎(pf)佐藤慎一(b)レイモンド・マクモーリン(ts)さんのクァルテット。レイモンドさんがピシっとスーツ姿でフロントにサックスを持って立つと絵になるステージです。彼の音色は(一昨日の佐藤ことみクィンテットでも書きましたが)ジャズそのもの。いらしていたジャズ好きのお客さまを惹きつけました。大口さんの渋いバッキングに、しっかりした佐藤さんのベース、タッチが綺麗で無駄の音がないセバスティアンさんのドラマー…とても良いセッションで、ジャズの名曲を演奏する緊張感のあるステージでした。
▶今週土曜の【BODY&SOUL スペシャル】に出演予定の《NYクァルテット》のブルース・バース(pf)さんと女性奏者のアナット・コーエン(cl,ts) さんが遊びにいらして、何度も「素晴しい」と褒めていらっしゃいましたが、そのうちに途中でブルースさんが入ってピアノを弾かれ盛り上げました。
▶1st.stage…渋い曲から始まりました。T.モンク♪In Walked Bud、F.ハバード♪Up Jumped Spring、♪Smoke Gets In Your Eyes(煙が目にしみる)…テナーの音が心地よいバラードでした。J.ヘンダーソン♪Recorda Me…この曲はいつ聴いても楽しいですね。
▶2nd.stage…W.ショーター♪Foot Prints、T.モンク♪I Mean You…カッコいい演奏でした。もともとはPOPSでしたがコルトレーンの演奏でジャズのスタンダードになった♪I Hear a Rhapsody、T.モンク♪Rhythm a Ning…これもいい曲です。アンコールは♪Body And Soul でした。テナーの「社歌」もいいですね。途中でブルースさんが入ってい演奏されましたが、知っている曲でしたが曲名を忘れてしまいました。ごめんなさい。
▶皆さま、今週土曜日、《NYクァルテット》ブルース・バース・クアルテットにぜひいらしてください。アナットさんの演奏、特にクラリネットが凄くて早くも話題を呼んでいるそうですよ。今日はNHKの公開録音に出演されているそうで、当店のお席も残り僅かです。私は、レイモンドさんの素敵なテナーを気に入って、彼をフィーチャしたいいユニットでの出演を、とさっそく共演メンバー探しとブッキングにとりかかりました。ご期待ください。
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