デイリーレポート

「ピアニスト マーヤ」を堪能できたステージ

▶本来は吉田サトシ(g)さんが入る予定になっていましたが連絡ミスがあったようで（ご本人のミスではありません）クァルテットがトリオになったグレース・マーヤ(vo,pf)小泉P克人(eb)河村亮(ds)さんのステージ。おかげで、久し振りにマーヤさんのピアノをしっかり聴くことができ、改めて彼女のピアノの良さを再認識することができました。クラシックの基礎がしっかり出来ているので、綺麗で柔らかい音がお店の隅々まで届いてきます。
▶ピアノの響かせ方が身についているのでしょう。音色もタッチも気持よくて、今夜は都合で早く帰る、おっしゃっていたお客さまが、とうとう最後まで居ることになったくらいでした。最近の土曜日の夜は、ファミリーでいらっしゃる方も多くなりました。昨夜も、時々お一人でいらっしゃる方がファミリーでいらっしゃいました。親子で同じ音楽を聴く…ご家族の共通の話題が出来ていいですね。
▶1st.stage…ピアノのイントロがとても良かった♪All Blues、♪Summer Rain、♪Four Butterfly…マーヤさんの歌うこの曲は絶品です。♪Summertime、ジョアン・ジルベルトがささやくように歌ってヒットした♪Estate、マーヤ作♪Sad Samba…いつものように皆でラララを合唱しました。彼女のアルバムタイトルにもなっているPoinciana。
▶2nd.stage… ♪Kiss of Life、秋の曲♪Autumn Leaves、M.トーメ♪Born To Be Blue、R.フラックのヒット曲♪Feel Like Makin’ Love、もうすぐですね♪My Funny Valentine、ロックバンドオアシスの曲♪Wonder Ball、マーヤさんのお母様がお好きというドリス・ディの♪Que Sera Sera（ケ・セラ・セラ）を、遊びにいらしていたトランペッター黒田卓也さんを呼出して一緒に演奏。黒田さん、かなりお酒が入っていたのですがハイトーンもしっかり出ていましたよ。今ビルボード・ライブ東京に出演中ですが、昨夜はOFFで立ち寄ってくださったようでした。終演後は彼を交えて話に花が咲きました。お酒は、マーヤさんが一番強いようでしたよ。
▶マーヤさん当店での次回の出演は、すぐ来週2/16月曜日ですが、これは大坂昌彦(ds)さんがプロデュースするプロジェクトの第2弾で《東京プレミアムジャズセッション》での出演です。これはジャズのスタンダード曲を、春夏秋冬にちなんで歌っているアルバムで、その発売記念ライブ、レコーディング・メンバーです。