デイリーレポート
アカデミックな感じの味わい深いジャズサウンド
▶現在、NYの大学でジャズの教鞭をとっておられるデビット・バークマンさん(奥さまは女優中島唱子さん)が、この夏には大学を辞めて奥様ともども東京に住まいを移し、活動拠点も東京に移して音楽活動に専念されるということです。これまで時々来日されていましたが、今回はまず、住む場所を決める来日でもありました。
▶サイドメンは、札幌から上京出演の粟屋巧(b)さんと、大坂昌彦(ds)さん。オリジナル曲とコルトレーンの曲などバークマンさんのアレンジでしたが、ベースの粟屋にとっては相当難しい譜面だったようで、譜面を一生懸命読んで演奏。終演後は無事に出来たことにホッとされていました。聴き手としては、そこまで難しい譜面だったこと気づきませんでした。客席には、斉藤純(ds)さんとデビット・ネグレテ(as)さんがいらして熱心にお聴きで、2nd セットでは3曲にシットイン演奏されました。演奏はとても良かったのですが日曜でしたので客席が寂しく、もったいない思いで私の心は痛みました。
▶1st stage…バークマン作♪Simple Pleasures、J.コルトレーン♪Countdown、フォー・シーズンズの曲♪Bye Bye Baby、バークマン作♪Little M’s Poem、J.コルトレーン♪Giant Steps。
▶2nd stage…バークマン作♪Tribute、バークマン作♪Tangoed Web。ここから3曲に斉藤純さんとネグレテさんが参加して♪Just In Time、T.モンク♪Ask Me Now、レイ・ノーブル♪Cherokee。バークマン作♪Plainsong、ジミー・スミス♪Back In The Chicken Shack、ホーギー・カーマイケル♪Skylark でした。
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