デイリーレポート
ファンキーな空気音に包まれて心地いい月始め
▶さ、9月です。猛暑もおさまり、いきなり週末の土曜日。客席もちょうどいい感じに埋まって、月始めを迎えることができました。ゲンを担ぐわけではありませんが、月始めのお客さまの入りは、客商売としてはとても大切な日です。ステージは、河合代介(orgハモンドB3) 太田剣(as,ts,ss) 大槻”KALTA”英宣(ds) さんのトリオの《オルガンジャズ》。ハモンドB3オルガンは、楽器の王様と言われ、大きな冷蔵庫のように重い共鳴箱が必要で、いつも河合さんご夫妻で搬入・搬出をなさって演奏してくださいます。この圧倒的な空気音は、電子楽器には出せません。河合さんは、オルガンを奏でられるのが楽しくてしかたない、そんな演奏ぶりで、私もファンキーなサウンドの中に包み込まれるような気持ちで聴きました。太田さんも KARUTA さんも、同じ気持ちで一緒に演奏しているのを感じました。
▶1st.stage…ジミー・スミス♪Mellow Mood、クルト・ヴァイル♪Mack the Knife、ハーブ・アルパート♪This Guy’s In Love With You、Fシナトラのヒット曲クロード・フランソワ♪My Way、マイク・マイニエリ♪Tee Bag。
▶2nd.stage…ナット・アダレイ♪John Brown’s Body、ジョー・ザヴィヌル♪Midnight Mood、♪Dream Clock、ボブ・バーグ♪Friday Night At The Cadillac Club、アンコールはスライド・ハンプトン♪Frame For The Blues。ファンキーなサウンドを心地よく楽しんだ、いい月始めの夜でした。
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