デイリーレポート

お馴染み曲の数々に六本木時代を思い出した夜

▶猛暑の中の8月最後の日曜日の夜は《エマ・ラーソン＆ザビエル・デイビス デュオ》の【BODY&SOUL Special】でした。NYからのシンガー、エマ・ラーソン(vo)さんとザビエル・ディビス(pf)さん。ザビエル・さんは、先週日曜の【BODY&SOUL Special】でピアノを弾いた《マイケル・ディーズ(tb) & 守屋純子スーパークィンテット》のドラマー、クイシー・ディビスさんのお兄様です。普段はミシガン大学で教鞭をとっているインテリで、タッチの美しい私の好きなタイプのピアノです。以前にもケンドリック・スコットさんのバンドで当店で弾かれたこともあります。初来日のエマさんは、黒のパンツスーツ姿がよく似合う白人女性で、きれいな声のボーカルでした。
▶1st.stage…♪I Can’t Help It を2曲。最初はベティー・カーターの歌った♪I Can’t Help It、続いてS.ワンダーがM.ジャクソンにおくった♪I Can’t Help It。スタンダード曲バラード♪Never Let Me Go、エマさんのアルバムタイトル曲♪Irie Butterflies、N.ウィルソンさんの歌っていた♪Save Your Love For Me、♪Corecovado、♪Chan’s Song、♪I Wish You Love。
▶2nd.stage…♪I Only Have Eyes For You、♪Born To Be Blue、♪As The Sun Interrupted The Moon、♪The Makings of You、♪Body And Soul、♪Very Early、♪I Didn’t Know What Time It Was、♪Naima’s Love Song、♪For All We Know、アンコールは♪I Thought About You。全曲、皆さんよくご存じのお馴染みのスタンダード曲を歌われました。昨夜が日本のツアー最終日で、もう今頃は機中の人。皆さん、暑い日本を離れてホッとされているかも。故B.カーターさんやナンシーさんのレパートリーとも重なり、お二人のことや六本木時代を思い出しました。