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デイリーレポート

充実した時間が過ぎたファンの心に届く演奏

充実した時間が過ぎたファンの心に届く演奏

Kyoko

2017年12月12日 火曜日

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▶久しぶりの 若井優也(pf) さんの世界、昨夜は彼の信頼厚い 楠井五月(b) さんとのデュオでした。若井さんはライブ活動を絞っていて、この夜のために入念に準備、完成度高く、曲も二人で相談しながら普段あまり演奏することがないようなアレンジで演奏されていました。
▶1st.stage…j.j.ジョンソン♪Lament、ホレス・シルバーの♪Ecaroh…このタイトルはホレス=Horace の逆つづり。ここで季節もの、メル・トーメの♪The The Christmas Song、楠井提供のO.ピーターソンのアレンジの♪Just Freinds…イントロ重く出てあとはピーターソン調になりました。若井作品で完成するまでに5ヶ月かかったというバラード♪タイトル未定曲…ちょっと映画音楽のような感じの曲でした。
▶2nd.stage…楠井作♪タイトル無しの曲、♪People、イントロはベースのアルコで出た♪The Dolphin、J.コルトレーン♪Gaiant Steps…イントロのピアノソロがとても深いソロで、若井さんは最近やっとコルトレーンの曲がメロディアスだと感じるそうです。コルトレーンは若井さんがジャズに目覚めた人。♪In Love In The Rain…この曲は若井さんが、♪煙が目にしみる や♪All the Things You Are で知られる数多くのミュージシャンカル曲を手掛けたジェローム・カーンのような曲が書きたい、と大学のジャズ研の部室にこもって書いた曲、ロマンチストですね。アンコールはC.ポーターの♪Anything Goes。とても心のこもった演奏で、コアなファンの方や二人のファンが熱心に楽しまれていました。

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