デイリーレポート
久しぶりでも音が出た途端に福田サウンド
▶2ヶ月ぶりの《福田重男トリオ》昨夜はベースが 吉野弘志(b) さんの 福田重男(pf) 奥平真吾(ds) さん。このトリオの長年のファンの方も、首を長くして待たれてらしたようで、客席にもいつものお顔が揃いました。福田さんいわく、最近のツアーは経費削減で一度出ると最後まで返ってくることがないようになった、と。だからレギュラーで出ているお店もお休みせざるを得ない、と嘆いておられました。でも、音が出た途端に福田トリオのいつものメロディアスでリリカルなサウンドが帰って来た、と思いました。吉野さんのベースは一拍がゆったりしていて、なおさらその感じを強くしました。真吾さんも久しぶり。とても気持ちのよいピアノトリオ・サウンドが店内を包み込みました。
▶1st.stage…福田作♪Just Be Happy My Love、福田作♪Rachel’s Lament…ベースはアルコで。♪Portrait of Undercurrent…秋9月に出るアルバムに入れた曲でギターの布川さんとのデュオ曲ですが昨夜はピアノトリオで、ベースソロとピアノソロが入る美しい曲でした。スタンダード曲G.ガーシュウィン♪Someone To Watch Over Me、福田作お母様に捧げた曲♪Memoris、可愛い曲♪Pretty Blues。
▶2nd.stage…福田作♪Nobody Else But Me、W.ショーター♪Anamaria…ショーターの二番目の奥様の名前、ベースのアルコの綺麗なソロ入りで。D.ガレスピー♪Birks’ Works、福田作♪Childhood Dream…子供の頃の思い出ですが「脱穀機」のサウンドです。C.コリア♪Humpty Dumpty、福田作♪Lullaby、アンコールはお馴染みの福田作名作♪Goahead Niglel。気持ちよく終わりました。次回は8月15日「終戦記念日」に布川さんのギターが入ってクァルテットでおおくりします。
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