デイリーレポート
和やかで温かくジャジーな追悼ライブ
▶昨夜は、今年の1月にお亡くなりになった当店の常連だったKさんを偲ぶライブ。Kさんは東工大のジャズ研でトランペットを吹いていた方で、某大企業の偉い方でしたが、もう15年ほど前方当店によくいらしてファミリーのようなお付き合いでした。同じジャズ研の後輩だった大ベテランピアニストの大口純一郎(pf) さんのよき理解者・応援者でもありました。そんな関係で大口さんが組まれたメンバー、米木康志(b) きら創太(ds) 市原ひかり(tp) かただ新一(ts) さんのクィンテット。
▶堅田(かただ新一)さんはジャズ研時代のご友人で、昨夜はいわき市からの参加でした。プロのミュージシャンではないですが今でも練習を欠かさず、プロ裸足の腕前です。店内は、故人のご家族やご親戚をはじめ、東工大ジャズ研の関係者で同窓会のような雰囲気の中、バップ調のストレートなスタンダード曲を、大口さんの渋いピアノで和やかに楽しみました。
▶1st.stage…♪Quem Diz Que Sabe…ポルトガル語のサンバ曲から和やかに始まりました。マイルスの♪Freddie Free Loader、追悼ライブにふさわしい静かなきれいな曲W.ショーター♪Infant Eyes、K.バロン♪Sunshower。休憩時間は皆さん和やかにご懇談。
▶2nd.stage…マイルス♪Solar、チェット・ベイカー♪I Fall In Love Too Easily、大口さんの作品で彼に捧げた♪KURAMI-ism、♪2 Degrees East 3 Degrees West、♪Bye Bye Blackbird、アンコールはエリントン&ストレイホーンの方の♪Lotus Blossum。もちろん一般の方も何人かいらっしゃいましたが、和やかな雰囲気と素晴らしい演奏で、とても感動したとおしゃってお帰りになられました。Kさんも、きっと天国で一緒に聴いて喜ばれていたんじゃないかしら。
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