デイリーレポート
若い才能の素晴らしさに感動 ブレークの予感
▶五月は【BODY&SOUL Special】が三夜、続きます。昨夜はその初日。ジョナサン・バーバー(ds) ティバー・ケーブル(pf) ジョシュア・クランフリー(b)さんの《ジョナサン・バーバートリオ》若くまだ少年の面影が残る三人兄弟のようなトリオのスタンダード曲を聴いて、とても感動しました。とにかく音が綺麗に切れて、タッチも素晴らしく、とても音楽的なドラミングのジョナサンさん。ジョシュアさんのしっかりしたベースがジョナサンさんにピタッと寄り添って気持ちのいいグルーブ感。そんなリズム隊に乗って、若いのにとてもセンスが良くピアニッシモが活きた味のあるピアノのティバーさん。いずれすぐ、知名度が上がってブルーノート東京にやってきて、満席ソールドアウトにするだろう予感を感じながら、大いに楽しませていただきました。
▶1st.stage…多くのシンガーが歌っている♪Old Folks、♪Midnight Silence、♪Song For My Queen、♪Beautiful Friendship、T.モンク♪Well You Needn’t。いずれもスタンダード曲。
▶2nd.stage…♪Autumn Leaves、T.ケーブル♪Late Night Thoughts、♪Mahattan Melodies、社歌♪Body And Soul…味のある演奏でした。J.バーバー作♪Carry On…キャリーさんは姉か妹さんの名前のようです。T.モンク♪Evidence…素晴らしかった。三人ともすごい演奏から想像できないよう気さくなお人柄で、NYでも有名なこの店に出られて嬉しかった、すぐまたここに来たい、とおっしゃってくださいました。次回は満席にしてあげたいですが、そのころはブルーノート東京のような大きなホールでしか対応できないビッグ・ミュージシャンになっているかも…
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