デイリーレポート
トリオで聴く守屋さんの独自のスタイルを持つ世界
▶久しぶりにトリオで聴く 守屋純子(pf) さん。サイドメンは 中村健吾(b) 高橋徹(ds) さんです。彼女は作・アレンジをされてオーケストラやコンボを率いていて活躍されていますが、あまりトリオ演奏をなさらないので、時々は聴きたいと私がお願いしていました。昨夜は健吾さんも久しぶりで、皆さん早くから入ってリハーサルをして本番に備えました。
▶1st.stage…♪All of You、守屋作♪Spring、守屋さんの家康公シリーズから♪Samurai Sprit of Mikawa Warrior、長谷川等伯シリーズから♪Tiger and Dragon…「龍虎図」本物をボストン美術館で見て感動されたそうです。守屋作バラード♪Teardrop (涙)。B.パウエル作♪Un Poco Loco。
▶2nd.stage…昨秋お亡くなりになったバリトンサックス奏者 宮本大路(bs) さんに捧げた♪Remember in Dairo、B.ベック♪The Duke…ギル・エバンスのアレンジでマイルスが演奏して有名になった曲。守屋作♪Misty Rain…聴きにいらしていた 山田玲(ds) さんを呼び出して♪I Love You…守屋さんは山田さんとは初対面でしたが、彼の噂を聴いていて、初手合わせにとても喜ばれていました。♪Blame It on My Youth (若気の至り)…守谷さんこのバラードを初めて演奏されたようです。守屋作♪Departure (出発)、アンコールはソロピアノで♪Cavatina Cavatina.…映画「ディア・ハンター」のテーマ曲でもともとはギター曲です。守屋さんの何者にも媚びないという感じのジャズ、のピアノ世界を久しぶりに堪能しました。3月のこの時期は、皆さまお忙しいのか予約のキャンセルがとても多い夜で、残念でした。
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