デイリーレポート

前回と違うメロディ楽器三本の珍しい編成で専用アレンジで楽しんだ気持ちいいジャズ
7/12(土)は《Electric BeBoplicity Band》メンバー 鈴木宏紀(ds) 横原由梨子(ts) 荻原亮(g) 馬場孝喜(g) 織原良次(eb) さん
▶週末土曜はドラマー鈴木さんリーダーの《Electric BeBoplicity Band》このバンドは前回とメンバーが少し変わってフロントに初出演の女性のテナー奏者を入れ、トウィンギターとエレベとドラムスでピアノレスの珍しい編成です。私も楽しみにしていた横原さんは、背が高くてテナーを吹き姿も絵になっていました。とても気持ちいい良いサウンドで、演奏曲もジャズ好きの方が良くご存じの曲を、鈴木さんがこのバン用にアレンジして演奏。楽しいステージにお客さま皆さんリラックスして、お聴きになっておられました。蒸し暑さも少ない気候で、良いライブ演奏を聴いて気持ちよく眠れそうな気がする夜でした。
▶ちなみに“Boplicity”はマイルスの 「Birth of the Cool」 セッションから生まれたクールジャズの代表曲のひとつです。またアンコール曲の♪The Theme は、マイルス・バンドがエンディングのテーマとして演奏していた短い曲で、鈴木さんはきっとマイルスがお好きなのでしょうね。
▶1st.set…ピアニスト タッド・ダメロンの♪Lady Bird。M.デイビスとG.エバンスの共作♪Miles Ahead…テナーサックスとギター2本による三管アレンジのようなサウンドを意図して鈴木さんがアレンジ。T.モンク♪Brilliant Corners。鈴木宏紀作♪Joy Boy。D.ガレスピー♪Be-Bop
▶2nd.set…アルト奏者リー・コニッツ♪Subconscious。M.デイビスとG.エバンスの共作♪Boplicity。T.モンク♪Trinkle Tinkle。♪Body And Soul。W.ショーター♪Hammerhead。アンコール曲はM.デイビスの♪The Theme で終演でした。



















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