デイリーレポート
欧州ジャズらしいフリージャズテースト
▶毎年この季節になるとルクセンブルグ出身でNYで活躍するミッシェル・レイス(pf) さんが来日します。彼はバークリー音大で 須川崇志(b) さんと同級生。ですから来日の度に一緒に演奏されます。昨年は同じく同窓生の 西口明宏(ts,ss) さんと演奏したのがきっかけで、クァルテット用の曲を書き上げ、さらに今年は今話題のドラマー石若駿(ds) さんを起用。今年からジャパンクァルテットとして活動開始しました。
▶ミッシェルさんの世界は、欧州ジャズのテースト、フリージャズの即興要素が感じられ、今年はさらに新しい面を感じました。西口さんはテナーとソプラノサックスを持ちかえて演奏。気持の良いトリオの上に乗って本領発揮されました。
▶1st.stage…♪Galapagos…西口さんテナーで、♪Maebashi (前橋)…この日曜日に演奏に行くそうですから地元の方は喜ぶでしょうね。西口さんソプラノで吹きました。ドラムイントロから♪Antiguas…テナーサックス。アルバムの中の曲♪Postorol…ソプラノサックス。♪Everynow and Again…ソプラノサックス、バラード♪Long Way…イントロのベースはアルコで、ピアノの音色もドラムスのタッチも綺麗でした、ソプラノサックス。アップテンポで♪Capturing This Morment…ソプラノサックス。
▶2nd.stage…♪Stanley Park…ソプラノ、バラード♪Seeking Silence…ドラムスのブラシが素敵でした、テナーサックス。色んな音でリズムを叩いてから始った♪What Comes Later I Can Think About It Later…ソプラノサックス。♪Eleni (女性の名前)…ソプラノサックス、同じくソプラノで♪Seduction、アンコールはバラード、テナーで♪Until The Next Time。
▶全編がこのクァルテット用に書かかれた曲でした。とてもタッチの綺麗なミッシェルさんのピアノ、このメンバーでのピアノトリオの曲が2,3曲聴きたかったと思いました。来年も来日楽しみにしています。
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