デイリーレポート
コアなファンも満足のもったいないほどいい演奏
▶バンド名《スイング番長》番長の由来は、皆それぞれご自分のユニットを率いているリーダーだからです。メンバーは、近藤和彦(as) 動原朋直(tp) 宮川純(pf) 中村健吾(b) ジーン・ジャクソン(ds) さん。番長とは言え皆さんなかなかの紳士揃いで、それぞれがこのメンバーで演奏したい曲やアレンジを持ち寄り、このメンバーで演奏することを楽しんでいる、そんなグループです。
▶昨夜はインターネットラジオの収録もあった当店が自慢できるライブでしたが、こんな一流メンバーが揃っているのにお客さまが思ったほどいらっしゃらなくて、もったいないと思いながら聴きました。お客さまはコアなジャズファンで、皆さん大いに楽しまれました。台湾からいらした方が大層喜んでちょっと興奮状態。健吾さんの新しいアルバムをお買いになり帰られました。とっても大事そうだったのが印象的でした。
▶1st.stage…宮川作♪Grassi…絵の手法で重ね塗りの事らしいです。原作軽快な曲♪Pache a Plurality。中村作♪Mingus Fingers…2008年アルバムに入っている曲。原作♪Family Man…美しいバラードで、ピアノイントロでベースのアルコとのデュオ、近藤さんソプラノサックスを吹きました。近藤アレンジの♪Body And Soul…躍動感のあるイントロから出た現代風のアレンジで、私は好きです。
▶2nd.stage…中村作♪Fifty Five…ご自分の出しているレコード会社「55レコード」にちなんで。宮川作♪Counter Clockwise…反対まわりの時計の意味。宮川さんの曲名は凝っていますね。ジーン・ジャクソンさん提供E.ジョーンズの♪hree Card Molly…強力なドラムソロ、近藤さんソプラノを吹きました。原作♪ime In Present…綺麗なバラードでした。原さんはロマンチストですね。近藤作♪For Real?…アップテンポの曲で、終りそうで終らない楽しい曲。アンコールはスタンダード曲をしっとり♪Bittersweet で気持良くなりました。
★インターネットラジオの放送日は追ってお知らせしますが、とりあえずここが放送サイトです。ぜひ訪れてみてください。
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