デイリーレポート
心打たれた素晴らしく綺麗で叙情的なピアノのトリオサウンド
▶ちょうど雨が上がった金曜の夜は、アムステルダム在住のピアニスト 小橋敦子さんの10数年ぶりの帰国日本ツアー《小橋敦子トリオ from アムステルダム 2024》トリオメンバー 小橋敦子(pf) トニー・オーバーウォーター(b) セバスティアン・カプテイン(ds) さん。小橋さんとトニーさんはオランダから来日、セバスティアンさんはオランダ出身ですが現在は沖縄在住です。
▶久しぶりにお聴きして、小橋さんの素晴らしく綺麗なピアノの音色と演奏曲に、心打たれました。トニーさんのベースは一泊がゆったりして余計なことはせず、借り物の楽器でしたがとても良い音を出していました。初来日でしたが、とても日本が気に入ったようでした。セバスティアンさんも久しぶりに演奏を聴くことが出来ましたが、周りの音をよく聴いて、素晴らしい演出ぶりでした。
▶選曲は普段聴かれない曲や叙情的な曲が多く、リズム隊もそれを良く理解していて、気持ちいいピアノトリオ サウンドでした。小橋さんがMCトークで、子供たちを大切にしていかなければ、といつも思っていると話されましたが私も同感です。ツアーメンバーは今朝早く、北海道に旅立たれました。2日間演奏してアムステルダムにお帰りになるようです。次回いつこの美しいピアノの音色が聴けるでしょう…お待ちしています。
▶1st.set…小橋さんの美しい曲♪Angel Voice、J.コルトレーン♪Wise One、チャーリー・ヘイデン&ポール・モチアン♪Blues In Motion、アイルランド民謡から♪Tale of The Fisherman、J.コルトレーン♪The Drum Thing、ジョン・ルイス♪Trieste、ライアン・ジョージ♪Riff Raff。
▶2nd.set…ピーター・アースキン♪Journey to the Center of Blues、J.コルトレーン♪Lonnie’s Lament、テイラー・スウィフト♪Willow、J.コルトレーン♪Mr. Syms、W.ショーター♪Infant Eyes、J.コルトレーン♪Crescent、M.ルグラン♪La Pasionaria、アンコール曲は♪My Song でした。
======追記======
◉小橋さんから、お礼のメールが届きました。その中で、北海道十勝の幕別町百年記念ホールで行われる小橋さんの今回のツアーに関する記事が、朝日新聞(北海道版)に掲載されたことが述べられています。以下、とてもいい内容なのでぜひご覧くさい。
6月15日付:朝日新聞デジタル
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