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デイリーレポート

シンプルで新鮮だった上村作品のステージ

シンプルで新鮮だった上村作品のステージ

Kyoko

2016年02月18日 木曜日

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▶上村信さんの2回目のリーダーライブ、クァルテットメンバーは同じ上村信(b) サイモン・コスグローブ(pf) 高橋徹(ds) 緑川英徳(as) さん。上村さんは本当に多くのグループにサイドメンで参加していて、いつもは黙々とベースを弾いていますが、昨夜はリーダーとしてMCもしなければなりません。彼はおしゃべりがあまり得意ではなく慣れてもいないのですが、曲の説明など一生懸命な姿に好感が持てました。
▶でもサウンドは新鮮で、聴いていて私は嬉しくなりました。それに彼がたくさんの曲を作っていることに改めて驚きでした。その作品は、それぞれがソロを楽しめるように考えて、シンプルに作るようにしているそうです。演奏もMCも、私がまだ知らない彼の面を聴くことができました。
▶1st.stage…♪Sams Blues…彼が大好きなベーシスト、サム・ジョーンズに捧げた曲。♪Dendrobates(毒カエルの事)…上村さんは色んなカエルを作る工作の趣味をお持ちです。♪Time…植物や花を育てるのも好きで、春になって芽吹いてくるのを見るのが特に好きだそうです。♪Silver Rain…昨夜はこのバンド用にアレンジされたものでした。♪曲名がない初演の新曲…ベースソロの時に手がツってしまい、私が暖かいタオルを差し出し、それを手に当てて…最後まで演奏出来ました。そうとう緊張されてたようです。
▶2nd.stage…♪Winter Smile、チャーリー・ヘイドンに捧げた♪For Chaly…とても良い曲でした。♪Plus Seven…今までとちょっと違って「幾何学的な曲」を意識して作ったそうです。♪Miss You…バラードで美しい曲でした。♪Rain Drops、アンコールは♪Little Sun of Spring。全編が上村さんの曲でしたが、どの曲もシンプルでスムーズな曲で、心地よかったです。彼はロマンチストで、熱いものを胸に秘めているのが曲を聴いて良く解りまました。

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