デイリーレポート
冷たい雨の夜も才能豊かなアルト奏者の初リーダー出演に多くのファン
▶連休最終日は朝から冷たい雨降りで、お客さまはいらしてくださるかしらと気にしていた《纐纈歩美クァルテット》纐纈歩美(as) さんと 佐藤浩一(pf) 安田幸司(ba) 安藤正則(ds) さんのトリオ。歩美さんは名古屋を拠点に時々上京しライブ活動なさっている方で、そこそこ予約が入っていたのですが、やはりキャンセルが多かったのは雨のせいですね。トリオの面々は、久しぶりでにお会いした安藤さん安田さん。外見はあまり変わっていませんが、50代という歳を聞いてびっくり。ま、当たり前ですね私が80代ですから。時の経つのは早いです。
▶歩美さんのアルトは音色が良く、テクニックも上手くて驚きました。オリジナル曲も才能が光って素晴らしかったです。それに美人です。磨けば光ると思いました。
▶演奏曲はご自分でコメントを綺麗に書いて下さったので、そのまま掲載しますね。次回をお願いすると、上京時はライブの場所をまとめて取るので、8月頃をお考えのようです。ぜひご一緒に聴きたいと思いますので、スケジュールをチェックしておいてください。
▶1st.set…纐纈歩美作♪Black Canvas…抽象画家フランク・ステラの作品をオマージュした曲をしっとりと。纐纈作♪Precious…尊いものを想ってかいた曲で前進していくような流れの曲です。纐纈作♪Subtract…「引き算」の大切さを考えながらかいた曲。バリトンサックス奏者ジェリー・マリガンの♪The Real Thing…シンプルなメロディーが美しく流れていきます。纐纈作♪Ginkgo…さすがのレギュラーバンド、縦横無尽にメンバーのセンスが光ります。
▶2nd.set…纐纈作♪A Little Boy…小さな子供が持つ無限の可能性に感銘を受けて書いた曲。纐纈作♪Limpid Flame…コロナ鍋に人と演奏することがなかなかできなかった時期、自分の中でじりじりと萌えていた音楽への想いを書いた曲。纐纈作♪Quiet…新鮮な流れが見えた演奏。纐纈作♪Daze…没頭するように丁寧な音が響きました。纐纈作♪Leap…突発的にできた曲。意表をつくような演奏で会場が熱くなりました。アンコール曲はマット・デニスのヒット曲♪Everything Happens to Me でした。
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