デイリーレポート
ステージも客席も先輩や同僚に囲まれた卒業演奏会のような雰囲気
▶土曜の昨夜は《渡辺和武 Pepperクィンテット》メンバーは 渡辺和武(tp) 芹澤朋(ts) 榎貞雄(pf) 佐藤潤一(b) 竹村紫乃(ds) さん。この3月に国立音大を卒業しプロの世界に入ります。作曲も沢山されていて、在学中から色々活動されています。小柄な和武さんが、ひたむきに頑張る彼が私は好きです。このメンバーは皆さんが、すでに活躍中の国立音大の先輩たちです。
▶先輩たちも彼をリーダーとして立て、音の会話をしながら一緒にひとつの音楽を作る感じのステージでした。彼にはこれから厳しい道が待っています。好きなことをして生きて行くのは大変ですが、好きなら頑張れると思います。沢山作曲した彼の曲を、演奏してくれる人が出てくるといいですね。
▶終演後には「出演することも難しいこのクラブに、学生の時から演奏させてもらえて大変感謝している」と丁寧にお礼を言われました。皆さま、これからも応援よろしくお願いいたします。演奏曲メモに、オリジナル曲の説明コメントをつけてくださいました。
▶1st.set…♪No Medicine…いよいよ卒業の焦りに効く曲はないのか!!という曲。♪Where The Dolphins Are…年始にできた新曲で広い海を思い浮かべながら書きました。トランペッター クリフォード・ブラウン♪Joy Spring…春の季節もの。♪Good Night Good Night…リズムチェンジで敢えてバラードにして作曲した新曲。♪教育実習2日目…10ヶ月ほど前の教育実習での思い出をしたためて書きました。
▶2nd.set…シダー・ウォルトン♪Bolivia…好きな曲です。♪ASAMOYA (朝もや)…明るくなり始める時間の雰囲気を表現。♪Rain Lily…雨が降って初めて咲く花がある、と知り作曲した新曲。♪Hakuzan (神田伯山)…師匠の素晴しい話芸から着想を得て。大好きなメロディを自分なりにアレンジしました♪What A Wonderful World、♪アンコール曲はジミー・ヴァン・ヒューゼンの♪It Could Happen To You でした。
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