デイリーレポート
次回は新ユニット名で登場するかも知れない まとまりのいい演奏ステージ
▶《渡辺和武クィンテット》メンバーは 渡辺和武(tp) 芹澤朋(ts) 榎貞雄(pf) 佐藤潤一(b) 竹村紫乃(ds) さんら紅一点の若者たちのユニット。渡辺さんのトランペットの音色は真直ぐな音で、とても良い音色です。若い感性が感じられる素晴らしいクィンテットサウンドです。日曜日でしたが、学生さんら若者たちを中心に多くのお客さまがご来店くださいました。
▶客席に、上品な中年のご夫妻がいらしていました。伺うと、このユニットの演奏をどこかで一度聴いてファンになり、聴きたくて色々調べ当店の昨夜のステージを見つけたということでした。渡辺さんにお引き合わせすると、彼も感動しておられました。一生懸命頑張って演奏していれば、ファンになり応援してくださる方にきっと巡り合います。私も嬉しくなり、これからもよろしくとご挨拶。ありがたいですね。
▶素晴らしい演奏だったのでさっそく次回出演を相談し、次回は8/27(日)に決まりました。渡辺さんにいいユニットだから何かいいユニット名がないかしらと提案。逆に、何かいい名がありましたら…と言われ考えていましたが、いまふと浮かびました。「渡辺和武ペッパークィンテット」はどうかしら。「山椒は小粒でぴりりと辛い」…ちなみに山椒は雌雄が別の木だそうで、雄木と雌木がないと実がならないそうです。男女の2フォーンフロント・クァルテットらしくていいと思うのですが…そういえば天才と言われたアート・ペッパーもアルト奏者でした。
▶1st.set…渡辺和武作、焦りに効く薬は無いのかの気持ちを込めて作曲♪No Medicine…何か焦っているのかしら。F.ハバードがコルトレーンに捧げた曲♪Dear John、渡辺和武作♪教育実習2日目…先日まで行っていた実習中に書いた曲名はそのまんま。渡辺和武作♪Pioggia (スペイン語で雨)…モリコーネの「ニュー・シネマ・パラダイス」の中の大雨の葬列シーンからインスパイアされて書いた曲。トランペッター ブルー・ミッチェルの♪Fungii Mama。
▶2nd.set…渡辺和武作♪The Way To The Orion…温泉で空を見上げながら作った曲。渡辺和武作♪Croissant…三ヶ月をイメージして作曲。渡辺和武作♪With You… 大切な人との時間を想って作った曲。ジジ・グライスの♪Social Call、渡辺和武作♪Hakuzan…講談師 神田伯山に影響を受けて書いた曲。アンコール曲はハリー・ウォーレンの♪There Will Never Be Another You でした。
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