デイリーレポート
綺麗な音色で全てにバランスのよく取れたステージ
▶GW明けで店内ちょっと寂しかった昨夜は《井上智ギタークァルテット》メンバー 井上智(g) 武本和大(pf) 増原巖(b)横山和明(ds) さん。リーダーの井上さんが皆を自由にさせて、若い武本さんのピアノは明るく元気で、増原さんも暖かくなったので手の調子も楽になり、横山さんも演出力を発揮。それぞれが伸び伸び、その上でバランスのよく取れたクァルテット・サウンドです。
▶井上さんならではのサウンドは、故ジム・ホールさんの愛弟子であった井上さんならでは。皆さん音色が綺麗で、特にバラードは心に染みました。選曲も良くスタンダード曲とオリジナル曲とのバランスもちょうどよく、私も安心して楽しみました。
▶客席にはNYから一時帰国した井上さんともご友人のギタリスト中井勉さんの姿も。アンコールでは同じくいらしていた デビット・ネグレテ(as)さん、山本みゆきさん(fl)、高橋徹さん(ds)さんがシットイン参加されジャムセッションになりました。次回の《井上智ギタークァルテット》は7/14(金)、『名ジャズギタリスト特集』です!! ギターファン必聴ですね、楽しみです。
▶1st.set…バートン・レーンのミュージカル曲♪How About You ?、井上智作オリジナル曲♪Paz Y Amor、C.パーカー♪Scrapple From The Apple、井上智作♪Imaginary Japanese Folk Song、井上智作♪Fifty Five。
▶2nd.set…ジム・ホール♪Something Special、ジミー・マクヒュー♪I’m In The Mood For Love、井上智作♪Capoeira Song…カポエイラとはブラジルの伝統武術らしいです。シャンソン歌手シャルル・トレネ♪I Wish You Love、井上智作♪Monk The Things、アンコール曲は D.ガレスピーの♪Night In Tunisia をシットイン参加が入ってのジャムセッション。
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