デイリーレポート
クラシックのジャズアレンジも堪能した大人のジャズ
▶NYで活動している女性ベーシスト植田典子さんの帰国日本ツアー、その最終日が昨夜の当店でした。テッド・ローゼンタール(pf) 植田典子(b) ティム・ホーナー(ds) さんのトリオ。週明け月曜日で(最近は月曜日は皆さんお忙しいようで客席が寂しいのが顕著です)お客さまが少なく残念でしたが、スウィング感グルーブが素晴しく、しかも品のある大人の綺麗なトリオサウンド。耳に心地よいジャズ、スタンダード・ナンバーとクラシックの名曲のアレンジを楽しみました。ミュージシャンも気持よく演奏されていました。
▶1st.stage…T.モンクの曲でしたが、曲名が聞き取れませんでした。♪Gone With The Window、G.ガーシュイン♪Fascinating Rhythm をテッドさんのアレンジで。♪How Deep In The Ocean…古い曲です、とても綺麗でしたよ。テッド作♪Ever Young…ロマンを感じる曲でした。チャイコスキーの♪Theme from Symphony No.5…交響曲第6番「悲愴」と並んで人気のある第5番を、ビバップスタイルのアレンジで演奏されました。
▶2nd.stage…1、2、3、曲…曲名が分かりませんでした。テッドさんに書いて頂いたのですが「達筆」で読み取りが出来ませんでした。ベートーベンのピアノ・ソナタ「悲愴」第3楽章プレリュード(前奏曲)No.2…これはよくピアノ発表会で聴かれますね、これをジャズ・アレンジで演奏、面白いですね。G.ガーシュイン♪Blues、テッドさんアレンジの♪Old Devil Moon、アンコールはガーシュイン兄弟の名曲♪Someone To Watch Over Me…テッドさんのアレンジでした。
▶植田さんは実家の岡山で少しゆっくり故郷の秋をた楽しまれていかれるそうです。日本の秋を楽しまれる時間もなく、テッドさんとティムさんはすぐ帰国、今頃は機中の人です。お疲れ様でした。
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