デイリーレポート
第二夜も土岐さんの曲と彼の世界をメインにトップメンバーらしい素晴らしい演奏
9/16(水)《Days of Delight All Stars》【Day2】広瀬未来(tp) 池本茂貴(tb) 宮川純(pf) 中林薫平(b) 小田桐和寛(ds) 荻原亮(g) さん
▶第二夜も土岐さんの曲で始まって土岐さんの曲で終わった《Days of Delight All Stars 2026》今夜もステージはライブレコーディングされ、メンバーにも緊張感があって、とても説得力のある凄い演奏で素晴らしかったです。
▶1st set⋯
冒頭から土岐さんの音楽世界を表現する土岐英史作♪Old Friend & Dry Nature (古い友人と乾いた自然) /昨夜と同じ演奏ですがそれぞれの個性が活きる3曲で昨夜とニュアンスが違います 土岐英史作♪C Minor/D.エリントンのバラード♪Prelude to a Kiss/J.コルトレーン♪Grand Central。
▶2nd set⋯
H.ハンコックのハードバップ・ナンバー♪Driftin’/土岐英史作♪The Right Time (その時が来た)/タッド・ダメロン♪On a Misty Night (霧の夜に)/M.デイビス名盤 「Kind of Blue」 収録曲♪All Blues/アンコール曲は土岐英史作♪845⋯ベースの佐藤恭彦さんの愛称「8」ドラムスの奥平真吾さんの「45」 で土岐さんの晩年のレギュラー・バンドを支えた二人の強力なリズム・コンビをイメージして書いた先日亡くなられた佐藤さんを偲んで演奏されました。
=======【倉田レポート】=======
日本ジャズに特化したレーベル《Days of Delight》から作品を発表しているトップ奏者たちを集めて編成されたオールスターバンドによるライブが二日間にわたって行われました。昨年の12/10と11には同レーベルの7周年を記念して 「Days of Delight All Stars 2025」 が行われ、すでにアルバムがリリースされています。昨夜は、私は2nd.セットから聴かせていただきました。
▶♪The Right Time では、宮川さんが凄い勢いでピアノソロを弾き小田桐さんのドラムソロになりました。軽快に緩急自在に叩いていき、後半になるにつれてパワフルなドラミングになり豪快なサウンドを放ちます。広瀬さんのトランペット、池本さんのトロンボーンが戻り、鮮やかに演奏を結びました。
▶ここで広瀬さん 池本さん 荻原さんが一時退場し、宮川さん中林さん小田桐さんのトリオで♪On A Misty Night の演奏になります。宮川さんのピアノから粋なタッチで演奏が始まり、中林さんの穏やかなベース小田桐さんがブラシを回しドラムを叩く音が続きます。ピアノソロでは、緩やかにリズミカルに弾き、徐々に力強さを増していきます。
▶中林さんのベースソロでは、穏やかな音で弾き繊細に残響を響かせます。ぐんぐん速度を増して、弦の上で指を走らせ歌うようにして弾いていきます。最後は一転して柔らかく弾きますが、ソロ演奏全体にストーリーが感じられます。ピアノの合いの手で小田桐さんのドラムソロになり、ブラシを回しドラム シンバルを叩きます。右手はスティックに替えたりブラシをドラムの上で転がしたり、遊び心満載で演奏が進みます。
▶三人がステージに戻り、広瀬さんが改めてメンバー紹介をされました。♪All Blues では中林さんのベースから演奏が始まります。低く渋い音を力感豊かに弾き、ふっと柔らかく弾くと他のメンバーが続きます。荻原さんのギターソロになり、高速に甘い音色を響かせます。徐々にピックの運びがダイナミックになり華やかな音で弾いていきます。
▶広瀬さんのトランペットソロでは、勢いよく高らかに刺激的な音を放ちます。そのまま勢いを緩めず凄い力感で走り切ります。池本さんはリズミカルにトロンボーンソロを吹き、全身で躍動しながら大きく速いストロークで吹いていきます。宮川さんのピアノソロも勢いを引き継いで、大きく呟くようにして弾き進みます。強いタッチで鍵盤を叩きベース ドラムス ギターが呼応します。さらに小田桐さんが多彩なドラムソロで観客を魅了し、最後はアンサンブルで華やかに演奏を結びました。
▶大きな拍手がそのまま手拍子に変わり、メンバーは退場せずにアンコールに応えます。この日は広瀬さんの恩師であるサックス奏者土岐英史さんが作曲された曲を多く演奏されましたが、アンコールでも♪845を演奏されました。トップ奏者たちが次々とソロを取りパワフルで個性的な演奏を繰り広げます。広瀬さんが伸びやかな音色で吹き、語尾を力強く綺麗に伸ばします。
▶演奏が終わると広瀬さんは改めてメンバーを紹介し 「Kyokoママお疲れ様でした!! ありがとうございました!! 」 と大きな声で感謝の気持ちを伝えました。
▶トップ奏者たちを集めたオールスターバンドによる演奏は、パワーとスピードに溢れお一人おひとりが超個性的でとてもゴージャスでした。この二日間のライブの演奏が、アルバムとしてリリースされることを楽しみにお待ちしたいと思います。
▶この日の出演者の皆さんは最後の BODY&SOUL で、終演後も遅い時間まで、Kyokoママやスタッフの皆さんと歓談されていました。


















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