デイリーレポート

また発熱で大事を取ってお休みした新緑五月の最後の昼下がりのライブ
5/25(日)はデイタイムライブ《五十嵐一生 クァルテット》メンバー 五十嵐一生(tp) 加藤友彦(pf) 鈴木克人(b) 緑川直人(ds)さん
▶このメンバーは五十嵐さんがご自分で選んだメンバーです。楽しみにしていましたが、私は前夜帰宅する頃に雨が降っていて、タクシーが拾えなくて寒いなか自宅まで歩いて帰ってきたのですが…歳ですね、翌朝に熱を出してしまい、大事を取ってお休みさせていただきました。
▶1st.set…ルイス・エサ♪The Dolphin、スタンダード曲♪Bluesette、B.エバンス♪Turn Out The Stars、♪辛島文雄さんのオリジナル曲で曲名不明。
▶2nd.set…♪曲名不明、♪曲名不明、♪曲名不明、D.ガレスピー♪Night in Tunisia、ヴァーノン・デューク♪I Can’t Get Started (言い出しかねて)、M.ルグラン♪Summer Knows、アンコール曲はT.モンク♪Round Midnight でした。












日曜日の午後から夕刻にかけての1st&2nd sets。「夜中の演奏」が中心という五十嵐一生さんにとっては「異例(?)」の時間帯だったよう。今回は曲名紹介、メンバー紹介に加え、曲にまつわるエピソードにも触れてくれました。どの演奏も聴き入ってしまいましたが、Turn Out The Starsはメロディーの美しさと各ソロ演奏の素晴らしさの点で、個人的には今回のライブのハイライトだったと思います。また、The Summer Knowsは、20年以上前に購入したCD「Summer’s Almost Gone」の冒頭曲。今回の方が、より奥行きのある音色だと感じました。この日のライブはとりわけ、メンバー間のコミュニケーションの素晴らしさが印象的でした。トランペット・ソロからピアノあるいはドラム、ベースのソロへと移るタイミング、その後の展開。そうした演奏はメンバーがいかに高い感度でコミュニケーションできるのかにかかっているのでしょう。聴衆である我々もグルーヴ(高揚感や一体感)に引き込まれた気がしました。ありがとうございました。