【今年も暮れはサードプレイスで】
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(2024年12月1日付 Dec.1st.)

デイリーレポート

ライブジャズはステージと聴き手が一体となって創り上げる音楽…

ライブジャズはステージと聴き手が一体となって創り上げる音楽…

Kyoko

2023年02月07日 火曜日

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▶週明けは1年ぶりのレギュラーメンバーによる当店出演だった《類家心平クァルテット》 類家心平(tp) 中嶋錠二(pf) 鉄井孝司(b) 吉岡大輔(ds) さん。このクァルテットは自分たちのサウンドを持っています。全身全霊を込めて演奏する類家さん、それをよく理解したメンバーが一体となって、とても良い味を出しています。類家さんのオリジナル曲もこのバンド用にアレンジされていてとても良い曲です。私はこのジャズ・サウンドと、それを生み出すこのユニットが大好きです。マイルスや皓正さんを彷彿さえします。
▶でもせっかくの素晴らしい演奏がもったいなさで歯がゆくなるほど、客席が寂しく残念です。終演後は演奏についてそれぞれが話し合っていました。演奏内容について話し合うのはもちろん大切だと思いますが、それ以上に、自分たちの音楽を多くの方に聴いてもらう情報発信を工夫してほしいと思います。
▶今の若いミュージシャンはポスターを作ったり SNS などで積極的に日常的に、演奏家自身の言葉でアッピールしています。が、この世代の人たちは慣れてないのかシャイなのか、情報発信力が弱いように思います。ライブジャズは、できるだけ大勢の聴き手の前で演奏するほうがいいに決まっています。でないと色んな意味で、今の若者たちに追い越され取り残されてしまいます。次回、大賑わいの店内でこのユニットの演奏を聴くのが私の願いです。
▶1st.set…類家心平作♪Grodot、類家作♪Dada、類家作♪Vaida、類家作♪Ambergris、W.ショーター♪Speak No Evil。
▶2nd.set…類家作♪Haoma、類家作♪Coerulea、スウェーデンのピアノトリオの♪Believe, Beleft. Below、日野皓正作♪Bluestrack。アンコール曲はローランド・カークの♪Lady’s Blues…このユニットのアルバムタイトル曲です。

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