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デイリーレポート

柔らかく優しいジャジーなサウンドに心和んだ夜

柔らかく優しいジャジーなサウンドに心和んだ夜

Kyoko

2020年12月08日 火曜日

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▶ほぼ1年ぶりの出演だった《南青山六丁目楽団》セクステットのメンバーは、岡崎正典(ts) 駒野逸見(tb) 山岡潤(euph) 野本晴美(pf) 大塚義将(b) 高橋徹(ds) さん。もともと中低域管楽器の柔らかいサウンドですが、このメンバーは皆さん気持ちの優しい方たちで、音楽にも音色にもそれが反映されています。正典さんがアレンジをされ譜面も起こしていまが、毎回新曲をアレンジされるのでレパートリーも随分増えています。ジャジーなサウンドが、耳に心地よく心が和らぎます。
▶そうそう、私は和服姿しか知らなかったのですぐには気づきませんでしたが、春風亭昇太さんご夫妻がいらっしゃいました。何でも、落語協会でバンドを結成されていて、ドラムスの高橋さんが時々指導されているそうで、彼はトロンボーンを練習しているそうです。今度ぜひ聴かせて、というと、いやいやとてもとても、とおっしゃっておられましたよ。世界にも稀なユーホニアムの入ったジャズコンボ、次回は3月16日(火)です。皆さまぜひお聴きになってみてください。お待ちしております。
▶1st set…G.ガーシュイン♪It Ain’t Necessarily So、クリフォード・ブラウンのアルバムより♪Hymn of the Orient、クインシー・ジョーンズ♪Jessica’s Day、正典作♪The commonality、「サウンド・オブ・ミュージック」より♪Do-Re-Mi…楽しい正典アレンジでした。
▶2nd set…トロンボ-ニスト ボブ・ブルックマイヤー作メヌエット♪Minuet Circa ’61、ベーシスト オスカー・ペティフォード♪Tricotism、♪Struttin’ with Some Barbecue…これまでは三管だけの演奏でしたが新しいアレンジで6人全員で演奏しました。D.エリントンの美しいバラード♪In A Sentimental Mood…テナー・クァルテットで演奏、正典サックスの音色が柔らかく美しいメロディーが引き立って素敵でした。D・ガレスピー♪Gillespiana Toccata、アンコールはお馴染みの♪Take the A-Train。心が和んだ夜でした。

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