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デイリーレポート

演奏者も楽しんだご機嫌な演奏ジャジーなステージ

演奏者も楽しんだご機嫌な演奏ジャジーなステージ

Kyoko

2020年09月10日 木曜日

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▶石田さんとは初共演のサイドメンによる 石田衛(pf) 楠井五月(b) 山田玲(ds) 楠井さんの《石田衛リーダートリオ》。石田さんが譜面無しで弾きはじめると、楠井さんと山田さんがそれを聴いて音を付けていく、当店で言うと山本剛さんのスタイルのステージングで、三人が音の会話を楽しみながら演奏されていました。石田さんのオリジナル曲も、始まる前にリハーサルされていて二人はしっかりサポート。終演後三人とも楽しい演奏だった、ととても喜んで次回もこのトリオで演奏したい、ということで来春早々、1月7日(木)に決まりました。昨夜は石田さんのご両親がお見えでした。でも相変わらず寂しい客席の夜が続いていて、こんな楽しいトリオをもっと多くの方に聴いていただきたい、もっと多くの聴き手の中で演奏させたい、と心から思いました。
▶1st set…リチャード・ロジャースのミュージカル・コメディよりスタンダード曲♪Have You Met Miss Jones、石田作♪Minor、ベーシスト スコット・ラファロ作♪Gloria’s Step…スコット・ラファロはビル・エヴァンス・トリオの一員。石田作♪ピアタム、「Over the Rainbow」のハロルド·アーレンの♪My Shining Hour。
▶2nd set…石田作♪チャッカー、石田作♪Leo、W.ショーター♪Paraphernalia、♪Wonder Why、♪Flint Stone、アンコールはシダー・ウォルトン♪Bolivia。帰りのタクシーから眺める渋谷の夜の街も、すっかり人出が少なくなって様変わりしています。平成になってから音大にジャズ科がたくさん出来て、若い演奏家の裾野はどんどん広がっている近年ですが、演奏の場がどんどん減ってしまうのが心配です。

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