デイリーレポート
甘いマスクできれいな英語で素直に歌うボーカルに好感
▶バレンタイン・デーなのでカップルでいらっしゃるお客さまを意識した男性ボーカリストの昨夜の出演メンバー、宮坂俊行(vo) 石田衛(pf) 楠井五月(b) 山田玲(ds) さんです。幼少時に米国で育ったきれいな発音の良い声で、詞とメロディを大切の歌う彼の素直なボーカルは、とても好感が持てます。石田さんのバッキングトリオも、スタンダード曲なので譜面は一切見ないで、宮坂さんのボーカルを聴いて楽しみながらバッキングされていました。楠井さんも山田さんも、多分初共演だった石田ピアノのアプローチの仕方にニコニコ楽しみながらのサポート。でも今年は新型コロナウイルスの関係でしょうか、折角の素晴らしい演奏もカップルや聴き手が少なくて残念でした。
▶1st stage…F.シナトラスタイルで♪Night And Day、同じく♪Come Dance With Me、チェット・ベイカースタイルで♪I’ve Never Been Alone Before、同じく♪I’m all smiles、ビリー・ホリデーの歌ったブルース♪Fine and Mellow、C.ベイカースタイルで♪My Funny Valentine。
▶2nd stage…F.シナトラスタイルで♪Candy、トニー・ベネットスタイルで♪Speak Low、アンディ・ウィリアムススタイルで♪Days of Wine And Roses、F.シナトラスタイルで♪I Am Thinking About You、ナット・キングコールスタイルで♪Sweet Lorraine、コルトレーンのメロディースタイルで♪Say It、シナトラスタイルで♪When You’re Smiling、アンコールはシャルル・アズナブールの曲エルビス・コステロの詞を宮坂スタイルで♪She…「ノッティング・ヒルの恋人たち」を思い出していたのでしょうか、うっとりとしていた女性がおられました。
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