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デイリーレポート

音が出た瞬間「ホンモノは違う !! 」を感じた素晴らしいステージ

音が出た瞬間「ホンモノは違う !! 」を感じた素晴らしいステージ

Kyoko

2019年09月19日 木曜日

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▶雨はもう肌寒くなりましたね。そんな水曜の夜は久しぶりの【BODY&SOUL Special】でした。出演はデンマークの歌姫 シーネ・エイ さんとバッキングトリオは ヤコブ・クリストファーセン(pf) レナート・ギンマン(b) モーテン・ルンド(ds) さん。一時は激しい雨だったのでお客さまを心配しましたが、どなたもキャンセルがなく足元の悪い中みなさまいらっしゃいました。
▶音が出た瞬間から「これは本物だ !! 」と感じました。シーネさんは背が高く大柄で、整った顔立ちの掛け値なしの北欧美人です。ボーカリストは身体が楽器で共鳴箱が大きいですから、素直に出てくる声もとても良く、soft darkness のキャッチフレーズ通り、ちょっとダークな香りがしてとても素敵でした。バックのトリオも、1音目からスピード感が素晴らしく、悔しいですがやっぱりジャズは向こうの音楽なんだな、と思わずにはいられないステージ。4人が一本の糸で結ばれて天を目指しているような感じ(ちょっと大げさかな)がしました。
▶演奏曲は、スタンダード曲を丁寧に歌いよくスウィングしていました。楽屋では皆さんデンマーク語(多分)で陽気に会話されていました。シーネさんもサイドメンもとても感じが良い人たちでした。いつも思いますが一流になる人の条件かもしれませんね。客席には伊藤君子さんとウィリアムス浩子(vo)さんが聴きにいらしてしっかり聴いておられました。他のプロが聴きにこられないのが(忙しかったのでしょうか)残念でした。
▶1st stage…ハロルド・アーレン♪Come Rain or Come Shine…昨夜のお天気を意識された選曲のようです。♪My Favorite Things、♪Don’t Be So Blue、♪So Now You Know、♪Comes Love、スタンダード曲リチャード・ロジャース♪It Might As Well Be Spring (春のごとく)。
▶2nd stage…♪Happy Talk、♪Love Is A Time Of Year、♪Head Over High Heels、♪Time To Go、アンコールはM.ルグラン♪Windmills (風のささやき)、C.ポーター♪It’s Allright With Me。すでに7枚のアルバムを出していますがほとんどの曲がアルバムに収録されています。帰りにハイヒールをお忘れでしたので見ると、体格通り大きなサイズでびっくりしました。

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