デイリーレポート

NYのジャズ・クラブを彷彿するスピード感ある素晴らしい演奏

▶最近は、特にコロナ下では、ひな祭りの行事もあまり行われなくなった感じですね。私はずっと以前は、私流のちらし寿司を作るのが常でしたが、誰も喜んでくれなくなったり、出来合いのものが売られていたりで止めました。作らなくなって久しいので作り方も忘れました。。簡単で美味しいレトルトものが何でもあるので、どんどん料理しなくなりますね。そんなことを思い出したひな祭りの夜、私も楽しみにしていたライブでした。
▶《ひな祭りスペシャル》二人のピアニストが揃ってどんなステージになるのか、とても興味がありました。エレピを使うのかと思っていたのですが、ブライアントさんは、息を吹き込む鍵盤ハーモニカでフロント位置での演奏でした。クァルテットメンバーは、フロントが デビット・ブライアント(鍵盤ハモニカ) さんと デビット・ネグレテ(as) さん、バックトリオが 粟谷巧(b) ジーン・ジャクソン(ds) さん。真由子さんはNY時代から彼をとても尊敬していて、一緒に演奏することは恐れ多い、なんて言いながらもとても楽しそうに演奏されていました。私はサウンドを聴いていて、いつもとは全然違うスピード感の半端ない演奏に、NYのジャズクラブを彷彿しました。昨日はネグレテさんのお誕生日で「Birthday Song」も演奏。メンバー全員が心優しいミュージシャンたちで、とても心温まる素晴らしい演奏を楽しませていただきました。
▶1st.set…ピアニスト マルグリュー・ミラー作♪Eastern Joy Dance、テナー奏者ジョー・ヘンダーソン作♪Serenity、ピアニスト デューク・ピアソンの♪You Know I Care、ウェイン・ショーターの♪Pinocchio。
▶2nd.set…ジョー・ヘンダーソンの♪Afro-Centric、片倉真由子作♪A Dancer’s Melancholy、ハービー・ハンコック♪Chan’s Song、シダー・ウォルトン作♪Firm Roots、アンコール曲はビル・エバンス作♪Blue In Green でした。