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デイリーレポート

若い才能に接すると演奏の場を守らなければと改めて思います

若い才能に接すると演奏の場を守らなければと改めて思います

Kyoko

2021年05月20日 木曜日

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▶楠井さんが勉強熱心なことはミュージシャン仲間でも知られていて「歩くジャズ辞典」とも言われ、色々なセッションなどに顔を出して若い人との交流も大切にされていることでも知られています。今回はご自身がいいと思う若いミュージシャンを選んでののライブでした。演奏者の皆さんは、私の孫のような歳です。音大に在学中の寺久保さんと高橋さんは、始めは緊張されていましたが演奏するにつれ実力を発揮。寺久保さんは寺久保エレナさんの従兄弟で、なかなか良いペットでした。壺阪さんはすでのプロとして活躍中。このような若い人がジャズ界に出番を待っている、と思うとなおさら演奏できる場所を守っていかなければ、と自分自身に言い聴かせながら聴いていました。
▶今のミュージシャンは皆さんよく勉強していて、才能もありテクもあります。後は場数を踏んで経験を積んで、自分のオリジナリティを出せるようになると良いと思います。耳の肥えた聴き手の前で演奏することも大切です。話を聴くことも勉強のひとつですから、いつもオープンハートでいると良いと思います。若い人の成長を見るのも私の楽しみでもあり、長生きの秘訣です。ジャズという音楽は、本当に奥が深いと思います。
▶1st set…シナトラ ナンバー♪Chicago…(1922年の禁酒法時代に作られた曲で今は「酒類自粛中」なので皮肉です。寺久保作♪Birth、高橋作♪Sprechgesang(独語「語る歌」)、ハリー・ウォーレン♪You’re My Everything、楠井作♪Just A Little Calypso。
▶2nd set…ピアノトリオでシナトラナンバー♪The Song Is You、楠井作♪210508…3回目の緊急事態宣言の日。楠井作♪Chicken Wolk、怜也さんのトランペットをフィーチャーして♪It Could Happen To You、M. デイビス♪Secret Love、アンコールはT.モンクの♪Straight, No Chaser でした。

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