【今年も暮れはサードプレイスで】
今年一年頑張ったご褒美に
仕事と娯楽ライフの締めに
いいライブジャズと美味い酒
慌ただしい師走の居場所はここ!!
来春1月スケジュール更新他ご案内
(2024年12月1日付 Dec.1st.)

デイリーレポート

満席札止めの中 ロマンチストならではの素晴らしいレコ発ライブ

満席札止めの中 ロマンチストならではの素晴らしいレコ発ライブ

Kyoko

2020年10月25日 日曜日

0 コメント

▶昨夜はお陰様で満席(ソーシャルディスタンス下で平常時の50%ですが)の中で、発売されたばかりの嶋津さんの二枚組アルバム「夢想」の発売記念ライブを行うことが出来ました。嶋津健一(pf) 加藤真一(b) 今村健太郎(ds) さんの「嶋津健一トリオ」が録音メンバーです。このアルバムは、向こうでの演奏活動も長かった嶋津さんが日本人であることを意識した「和魂」と「躍魂」の作品群で、収録曲も和名と英語名のものがほぼ半々。ジャケットも墨絵のような感じでとてもオシャレです。私は以前から、彼の音楽に男のロマンを感じると書いてきましたが、収録曲にもロマンチストぶりが遺憾なく発揮されてると思いました。
▶お客さまは皆さん嶋津さんとこのトリオのファンの方で、ピアニシモからフォルテまで、ピアノの音がとても綺麗に店内を包んだ素晴らしい演奏を、皆さま熱心にお聴きになられていました。CDも沢山お買い上げ頂き、私も嶋津さんからプレゼントいただきました。嶋津さんは奥様をとても大切になさっているおしどりご夫婦で、演奏の時はいつも奥様がいらしてお客さまのおもてなしをしておられますが、昨夜もいらして旦那様を見守っておられました。
▶余談ですが、実は私の孫のレイくんは、三歳からクラシック・ピアノを習っていますが、今度ジャズを嶋津先生のお世話になろうとし始めました。昨夜も私の自宅で久しぶりに夕食をして一緒にお店に来たのですが、今朝がサッカーの試合で5時起きなのでCDだけ買って後ろ髪をひかれながら帰りました。相変わらず「ピアノの弾けるサッカー選手」を目指しているようですが、最近は貯めてあったお小遣いをはたいてエレベとアンプを購入し、弾き語りして夢中のようです。選択肢がたくさんで…一体なにになるんですかねぇ。ジャズに目覚めるのは、まだ先ですかねぇ…。
▶1st set…♪Dear Mother…現在お母様は米寿だそうです。♪鶏の舞…女性能楽師の「仕舞い」に触発されて書いた曲だそうです。♪「70年目の恋文」愛のテーマ…93歳のご婦人が70年前になくなったご主人に突然ラブレターを書き始める、という実話がモチーフの曲。♪Bluezayaya、♪Straight Ahead、♪夢想曲…奥様とご結婚する前に夜中に電話で話しながらピアノを触っていて出来た曲。♪Mr. H.D.…マンハッタン音楽院の先生ハロルド・ダンコ氏へ捧げた曲。嶋津さんは東大工学部を卒業後、すぐマンハッタン音楽院ジャズ科に留学されました。
▶2nd set…♪前略、♪New Jersy Sunset、♪Marian…マンハッタン音楽院の伝説的な女性の先生に捧げた曲、♪意志、♪雫もよう…奥様の書いた詞に嶋津さんが曲を付けたもので、雫は「雨のしずく」「涙のしずく」とも。♪Blue Print (青写真)…これも奥様作詞。♪You Wanna Go Upstairs ?…二階ではなくスラングでアップテンポの意味らしいです。「満席札止め」の成立割引、できました。皆さまに感謝いたします。ありがとうございました。

Comments are closed.