デイリーレポート
もったいなさそうな清涼感のある華のあるステージ
▶《ビューティフル トリオ》と名付けたのは私ですが、観ても聴いても華がある三人、という直感から頭に浮かんだものです。加納奈実(as,ss) 田中菜緒子(pf) 須川崇志(b,cello) さん。三人ともが清潔感があって音楽センスも良く、自然体で癖のない人となりで、それがステージに表れています。須川さんは今は主にベースを弾いておられますが、元々はチェロを勉強されていたようで、このトリオの時はベースとチェロを持って来て両方を楽しんで演奏されています。
▶1st.stage…奈実さんソプラノサックスで♪Waltz For Monk、田中アレンジの♪Tea For Two…アルトとチェロとピアノで演奏。メキシコの曲♪En la orilla del mundo…チェロ・ ソプラノ・ピアノで演奏。♪Samambaia…アルトとベースとピアノで。♪Conception…同じくアルトとベースとピアノで演奏。
▶2nd.stage…♪Two For The Road…チェロとピアノとアルト。田中作♪Twilight…ソプラノとベースとピアノで演奏。T.モンクの♪Brilliant Conear…アルトとベースとピアノで。W.ショーターの♪MI-YA-KO…ソプラノとベースとピアノ。チック・コリアの♪Armando’s Rhumba…ベースとソプラノとピアノで演奏。アンコールは聴きに見えたデビット・ネグレテ(as )さんと一緒に♪Bye Bye Blackbird。せっかくの華のある良い演奏に月曜日とあって客席が寂しく、申し訳なかったです。楽器も、とても良い音色でもったいなさそうに鳴っていました。
★ちょうど昨夜から、クリスマス・ツリーと店内の飾り付けもできました。でも、せっかくのデコレーションも、ちょっと寂しそうでした。
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