お知らせ
訃報: シンガー カサンドラ・ウィルソンさん 享年70
米ジャズ界を代表するグラミー賞歌手カサンドラさんとの思い出
▶9月1日、米ジャズ界を代表する歌手カサンドラ・ウィルソンさんがミシシッピ州ジャクソンの自宅で死去、とニュージャージー州のラジオ局WBGOが伝えました。
▶カサンドラさんは、まだ無名の頃から私と仲良くされていて、エピソードも多いです。以下は拙著『身も心もジャズ』℗2014年より引用
『女性シンガーの方はご家族の話をされる方が多いですね。先日、ブルーノート東京でのステージが終わったカサンドラ・ウィルソンさんが、バックのメンバー、ロニー・プラキシコ(b) さんらを伴ってウチにやって来ました。その夜はお客さまはもういませんでしたが、演奏を終えた 大野えり(vo)さん や グレース・マーヤ(vo) さんらを引き合わせると、ちょっとした歓迎会のような雰囲気になりました。
▶カサンドラさんは息子さんを連れて来日していて 「昔 Kyoko によくチャンバラの相手をしてもらってたけど、今はもう27歳になっているのよ」 なんてことからはじまって 「JALのあの人は今どうしているかしら」 などと昔のことをよく覚えていらっしゃいました。
▶彼女がまだ無名で、東南アジアのホテルにハコ (一定期間 専属で契約出演すること) で出演中の頃、JAL の機内放送で使われその録音のために来日してウチにやってきたのが最初なのです。
▶その頃はグラミーをとってこんなにビッグスターになるなんて思いませんでした。彼女が来日公演の夜に部屋に呼んでマッサージしてもらう日本のマッサージ師の方は、昔 私が彼女に紹介した方で、今も時々彼女の世界ツアーにも呼ばれて同行されるほど信頼されていて、ご紹介した私も嬉しいです。
▶一時 JAL の機内放送のジャズ・チャンネルは、ウチで録音されたライブが月替りで流れていました。その頃の JAL 関係の多くの方は今でもウチの常連さんで、JAL のお仲間や後輩を連れてよくいらしてくれます。
◉長生きするということは、沢山のお別れと引き換えなのだと最近つくづく思います。カサンドラさん、安らかにお眠りください。私も、そちらに逝くのは、そんなに先のことではありませんよ。 合掌

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