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デイリーレポート

GW疲れの心身が落ち着きを取り戻した若者たちの気持ちのいい演奏ステージ

GW疲れの心身が落ち着きを取り戻した若者たちの気持ちのいい演奏ステージ

Kyoko

2026年05月09日 土曜日

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5/8(金)は《佐藤潤一リーダークィンテット》佐藤潤一(b) 駒野逸美(tb) 石川広行(tp) 平倉初音(pf) 北沢大樹(ds) さん

▶昨夜も週末金曜でしたがGW明けでお客さまの少い店内。撮影も終わり映像収録のクルーも帰国されて私も落ち着いてお店に出ましたが、やっぱり私はジャズを聴くと落ち着きますね。昨夜は選曲もよく、若いメンバーの皆さんの気持ちがひとつになったステージで、フロント二人の相性もよく、リズムセクションが素敵な演出力を発揮しとても気持ちのいいステージでした。
▶最初のセットは、ジャズ好きにはお馴染みの曲を演奏して、耳が慣れた次のセットでそれぞれのオリジナル曲を演奏。若い皆さんいい曲を作られますね。客席にいつもの常連の倉田さんがいらしていて、投稿してくださいました。
▶1st.set…
トランペッター ケニー・ホイーラー♪Kind Folk/ベーシスト デイヴ・ホランド♪Shadow Dance/ギタリスト パット・メセニーのバラード♪Always and Forever/ピアニスト チック・コリアがバドに捧げた曲♪Bud Powell/キューバ出身のサックス奏者パキート・デリヴェラのサンバ曲♪Samba for Carmen。
▶2nd.set…
駒野逸美作♪Haru Ugomeku (春うごめく)/佐藤潤一作♪Red Brown (実家の飼い猫)/石川広行作♪漂流/平倉初音作♪Moon and Venus (月と金星)/アンコール曲は♪Body and Soul でした。
=======【倉田レポート】=======
ここで定期的にリーダーライブを行っている佐藤さんのステージで今回は2025年6月/10月/2026年2月に続いて四回目。2nd.セットからの聴きました。
▶2nd.セットはそれぞれのオリジナル曲を演奏。まず駒野さんの♪Haru Ugomeku で去年の春に作曲しご自身のクインテットで演奏している曲だそうで、佐藤さんがこの曲が良いと希望されたとのことでした。石川さんと駒野さんが交互に演奏し、平倉さんのピアノ佐藤さんのベース北沢さんのドラムスが並走します。少しずつ演奏が大きくなり、二管の音が重なると大きな波が押し寄せるようにトリオもダイナミックに演奏していきます。
▶平倉さんは微笑みながらピアノソロをゆったりと弾いていきます。佐藤さんが小気味良い音で並走します。ピアノの音色が華やかになっていくと北沢さんが Yah! と声を上げ、平倉さんは速度を上げ歌うようにして弾き進みます。北沢さんのドラムソロになり徐々にパワーを増しながら大きく叩きますが、しなやかさが感じられます。フロント二管が戻りアンサンブルになり、この生命力に溢れる曲の演奏を結びます。
▶次の曲は佐藤さんが実家で飼っていた赤茶色の猫を想って書いたワルツの♪Red Brown で、この曲の演奏の前にはお好きな猫カフェのエピソードを話してくれます。行きつけの猫カフェでビールが飲めること、さらには飲み物の持ち込みができて最近は焼酎と炭酸水を持参されることを話すと、観客もバンドメンバーも楽しそうに笑って和やかな雰囲気になります。
▶この曲では佐藤さんはエレキベースに持ち替えて演奏します。平倉さんが弾くピアノの穏やかなメロディーで演奏が始まります。駒野さんが温かい音色でトロンボーンソロを吹き、平倉さんがピアノソロで可憐なフレーズを弾いて佐藤さんのエレベソロになります。優しい音で弾き残響を伸ばし、音を愛おしむように弾いていきます。歌いながら弾き、勢いを増して、熱い演奏になって、強い情感が溢れます。
▶石川さんと駒野さんが交互に柔らかく、愛情深い音で吹いていきます。トランペットが高らかにトロンボーンが温かい音で吹き、北沢さんのドラムスが大きく背中を押すように力強いサウンドを響かせます。平倉さんは綺麗な音で寄り添い、佐藤さんは穏やかにエレベを弾いています。この店でこの編成で聴く最後の♪Red Brown に胸が熱くなりました。
▶パワフルな演奏が魅力的な石川さんのオリジナル曲♪漂流は静かなバラード曲でした。石川さんが強い音で伸びやかに吹き、複雑な音を放ちます。北沢さんがその音を聴いて寄り添うようにブラシでシンバル/ドラムを叩いていくと、石川さんはより刺激的な音で吹き、次いで慎重にじっくりと歌うように繊細な音で吹いていきました。
▶佐藤さんがくっきりとした音でベースソロを弾き、残響を大きく響かせます。ゆったりと太い音で弾いていき佐藤さんには珍しい歌い方のベースソロを感じさせます。長く音を伸ばし穏やかな空気感を作る駒野さんのトロンボーンソロに、石川さんも続きしっとりと演奏を終えました。
▶平倉さんの♪Moon and Venus は圧倒的な疾走感とパワーに溢れる演奏になりました。平倉さんがピアノソロを軽快に弾き始め、速度を上げてぐんぐん弾き進みます。シャープな打鍵でパワフルに弾き進み、高速道路を疾走していくようなスリリングな演奏で観客を魅了します。さらに時折椅子から飛び上がるほど、躍動感と力感を増していき、一体どこまでいくのだろうと感じさせるほど豪快な演奏になりました。
▶その勢いを引き継ぐように、石川さん駒野さんが力強いソロ演奏を披露します。佐藤さんは心地良いベースの音で並走し、北沢さんがこの日の最大出力でドラムソロを叩きます。圧巻の演奏で2nd.セットを締めくくりました。
▶佐藤さんは 「学生の時から BODY&SOUL にお世話になっています。たくさん演奏をさせていただいて、スタッフの皆さん京子ママに感謝しています。ありがとうございます」 と、温かい声でお話になりました。アンコールでは、♪Body And Soul を心を込めて演奏しバンドメンバー全員で、京子ママに感謝の気持ちを捧げました。

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