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デイリーレポート

心がひとつになった素直な物語性の高いオリジナル曲の演奏

心がひとつになった素直な物語性の高いオリジナル曲の演奏

Kyoko

2016年10月06日 木曜日

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▶当店3回目の上村信さんのリーダーライブ。このユニットは、回を重ねる度に新しい魅力が感じられて、男のロマンを感じました。上村信(b) さんと サイモン・コスグローブ(pf) 高橋徹(ds) 緑川英徳(as) さんのクァルテット。演奏された上村さんのオリジナル曲はメロディーもリズムも無理がなく、自然に音楽が流れていてその中に物語りがあるような感じの曲が多かったです。上村さんは、好きなベーシストを聞かれることが多いそうですが、5人上げると、ポール・チェンバース、レイ・ブラウン、ロン・カーター、チャーリー・ヘイデン、エディ・ゴメス、だそうです。でも好きな人が沢山いて絞るのは大変なようです。昨夜は、その好きなベーシストに捧げた曲も演奏されました。
▶1st.stage…♪Where Has Gone?、♪Dendrobates。上村さんは群馬出身で育ったところの近くに利根川が流れていてその川を思って作ったという♪Tone…ゆったりした川の流れが感じられました。♪For Heaven’s Sake、ベーシスト サム・ジョーンズに捧げた♪Sam’s Blues。ジャケ写の彼はカッコいい人でした。
▶2nd.stage…上村さんが高校の時に交換留学でホームスティしたアイダホの田舎町の名前♪Buhi…広大な土地に馬や牛がたくさんいて毎日草むしりや動物の世話をしたそうです。大好きなベーシストのチャーリー・ヘイデンに捧げた曲♪For Charlie…ヘイデンのベースは音色も音選びも凄い綺麗な曲が残されていますが、上村さんのこの曲も綺麗な曲でした。♪Time、♪Maebashi (前橋)…上村さんの故郷。♪Rain Drops…「リズムチェンジ(同じコード進行)をちょっとひねって作った」ということで、同じパターンが何度も出てくる良い曲でした。アンコールは♪With A Smile。
▶上村さんの丁寧なMCも好感がもてました。サイモンさんは、プロのアルトサックス奏者でもありますが、ピアノも凄く良くて、凄い才能のミュージシャンだと改めて思いました。メンバーの皆さんが心をひとつにした、心に届く素晴らしい演奏でした。でも当店でも「知名度」がまだで寂しい客席。もっと多くの聴き手がいる店内で演奏させてあげたいと強く思いました。次回は2枚目のアルバムの発売記念ライブで、1月18日になります。皆さま応援よろしくお願い致します。

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