デイリーレポート
演奏曲メモで大昔のことを思い出し…素晴らしい演奏に少し勇気をもらった昼下がり
11/9(日)はデイタイムライブで 類家心平(tp) 中嶋錠二(pf) 千葉広樹(b) 福盛進也(ds) さんの《類家心平クァルテット》
▶昨日曜は《類家心平クァルテット》メンバーは 類家心平(tp) 中嶋錠二(pf) 千葉広樹(b) 福盛進也(ds) さん。中嶋さんは長く一緒に演奏されていますが、リズム隊のお二人は今年になってからだと思います。でも類家さんの演奏をよく理解し、お互いのコミニケーションも良くとれていてとても良いクァルテットサウンドです。当店の初めて聴いたという新しいスタッフが、とてもいいジャズサウンドですね、見た目もカッコよくて好きです、と言っていましたよ。
▶久しぶりにポール・モチアンさんの曲で、六本木時代40年前のことを思い出しました。実は私は忘れていたのですが、演奏曲メモを見た私のパートナーが覚えていてくれました。’80年代に10年間ほど 「根室流氷コンサート」 を私がプロデュースしてたのですが、ある年、NYからプーさん (故 菊地雅章さん) がお仲間を連れて帰国していた時、ベースの故ゲイリー・ピーコックさんと、ビル・エバンストリオのドラマーだった故ポール・モチアンさんと私の三人でその根室に行った時のこと。コンサート前夜に招請してくださった根室の方のご自宅で焼き肉を食べていたら、ポールさんの前歯が折れてしまいました。急遽、歯医者さんに行って応急手当をしたことがあったのです。皆さん今は天国で、私だけがヨロヨロ生きています。懐かしいやら申し訳ないやら…。モチアンさんは、音数の少ない、でもセンスのいい素敵なドラムでした。
▶このところ諸物価高騰による不景気と、急に寒くなった気候とで、お店の経営は大変な状態ですが、良い演奏を聴いて、私は少し勇気をもらえた気分になった日曜の昼下がりでした。
▶1st.set…ドラマー ポール・モチアン♪Blue Midnight…故モチアンさん六本木時代を思い出しました/類家心平作♪Invisible Black (意訳 光と影)/類家心平作♪Celuria (セルリア=空色)/類家心平作♪HAOMA (ハオマは古代ペルシャの神話に登場する神聖な植物)。
▶2nd.set…ピアニスト荒木シン作♪スイレン (睡蓮=花言葉は誠実 ハスの花に似て水面に浮かんでいる)/類家心平作♪Amber Gris (龍涎香という芳香物質)/類家心平作♪VAIDA (多分 叡智を意味する類家さんの造語)/日野皓正作エネルギッシュな曲♪Blue Strack/アンコール曲はD.エリントンのバラード♪In A Sentimental Mood でした。














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