デイリーレポート
渋い選曲と極上のグルーブ珠玉のトリオサウンド
▶昨夜のジーンさんの2回目のリーダーライブは 片倉真由子(pf) パット・グリン(b) ジーン・ジャクソン(ds) さんのいわば黄金のトリオ。激しいゲリラ雨が断続的に降る嫌なお天気で、駅から遠い当店だし、折から昨夜はハイレグ放送インターネット・ラジオの当店の番組「BODY&SOUL A Wonderful Jazzy Night」の収録日。とても心配しましたが…
▶滅多にないジーンさんのリーダーライブということでファンの方が多くいらてくださいました。ジーンさんの選曲は、普段あまり演奏されない渋い曲が多く、真由子さんとパットさんの相性も素晴しく、深いグルーブが感じられる極上のトリオサウンド。真面目で優しい好人物のジーンさんは暑い中スーツ姿で、汗びっしょりで熱演されました。
▶1st stage…ピアニスト マルグリュー・ミラー♪Small Portion…出だしから凄いスピード感でした。トランペッター トム・ハレル♪Moon Alley、T.フラナガン♪Mean Street、B.ストレイホーン♪Ballad For Very Sad And Very Tired Lotuseates…真由子さんのピアノが心を打ちました。E.ジョーンズ作ジーン・ジャクソンン アレンジの♪Three Card Molly…出来立てのアレンジで凄いドラムソロが入りました。
▶2nd stage…ジーン・ジャクソン作♪Before Then、H.シルバーのバラード♪Lonely Woman…久しぶりに聴きましたが、真由子ピアノが泣かせました、ジーンさんのブラシもすごく良かった。♪Tongue Twister (舌を使う英語の早口言葉のこと)、ジーンさんが尊敬するドラマー ビクター・ルイス作♪Hey, It’s Me You’re Talking…ドラムソロが入りました。アンコールはソニー・クラークの名盤♪Cool Struttin…私の青春時代の大ヒット曲に皆さまも大喜びでした。
▶3人それぞれが自分の役割りを良く理解して、この3人ならではのグルーブ感が心地よく、説得力のあるジャズサウンドに、週末の時間をジャズ好きの皆様と共有できてハッピーな気持ちになりました。ジーンさん、皆さま、ありがとうございました。
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