【3 Months Final Groove】
52年目のラストセッション
7月その第一楽章はじまる
今宵もまた心に刻む一夜
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(2026年6月30日付 June 30th)

デイリーレポート

満席の店内に30年の当店での最後のステージに相応しい余韻の深い演奏

満席の店内に30年の当店での最後のステージに相応しい余韻の深い演奏

Kyoko

2026年07月18日 土曜日

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7/17(金)は《木住野佳子トリオ》レギュラーメンバー 木住野佳子(pf) 清水昭好(b) 吉良創太(ds) さん

▶昨夜の週末金曜の夜は、30年以上のお付き合いになるピアニスト木住野佳子さんのステージ。基本のクラシックをしっかり勉強なさっているのでピアノのタッチが素晴らしく綺麗です。作曲の才能もあり、しかも美人で手足が長くて美しく、素敵な体型です。でもおしゃべりするとざっくばらんで親しみやすいお人柄で、私の大好きな女性です。
▶昨夜のステージは、佳子さんらしい美しく物語性のあるセット内容で、オリジナル曲も流れの良い曲ばかり。とても気持ち良く自然に心に入ってきました。当店での最後の出演という名残惜しい私の心に、栄養をいただいたような素晴らしいトリオサウンドでした。
▶演奏曲ごとにご自身の想いを書いてくださったメモと、臨場感ある倉田さんの投稿転載で少し長いレポートになりましたが、最後のステージということで、掲載させていただきます。
▶1st.set…
木住野佳子作♪Manhattan Daylight…私が1番長く演奏しているオリジナル曲で作曲する勇気をもらっいました/佳子作♪By The Sea (海辺にて)…海が好きな私は夏になるとこの曲が演奏したくなります静かなボサノバから始まるのですが最後には盛り上がりすぎて荒れ気味の海で終わります/ビル・エヴァンス♪Waltz for Debby …クラシックのような美しいメロディと自由に盛り上がるアドリブの部分が毎回発見があって欠かせない定番になりました/S.ワンダーのバラード♪Overjoyed (喜び満ちて)…ポップスの曲はピアノで演奏するのが難しい曲が多いですがこの曲は自然にメロディが心の中に入ってきて美しく演奏することができました/ボサノヴァ曲 A.Cジョビンの♪ジョビン・メドレー…ジョビンが大好きで毎回演奏したい曲ばかりで悩むのでメドレーにしてみましたやはりボサノバやサンバは夏にぴったりだと思います。
▶2nd.set…
佳子作♪紫陽花…暑いのにまだ梅雨明けしない東京ですがリクエストを多くいただく紫陽花をソロで演奏30周年記念アルバムでもピアノソロで再録音した曲です/
佳子作♪Fairy Tale (おとぎ話)…梅が大好きな私がクルーズ船の窓から波を見ながら作った曲です/佳子作♪Echoes of Tide (潮騒の残響)…海が大好きな私がクルーズ船の窓から波を見ながら作った曲です/佳子作♪Ruby Wizard …ルビーは悪魔払いの宝石「悪魔払いの魔女」と言うタイトルでコロナ禍に作曲した曲です/
タンゴのリズムでアルゼンチンのアストル・ピアソラ♪Libertango…ピアノトリオで演奏することは少ない曲だと思いますが強弱や緩急をつけながらトリオで楽しく演奏できている情熱的な曲です/アンコール曲はジョン・レノン♪Imaginea…BODY & SOUL での最後の演奏曲はイマジンを選びました皆さんに平和と幸せが訪れますように。
=======【倉田レポート】======
木住野さんはMCのたび、京子ママやBODY&SOULとの思い出を話していらっしゃってとても温かい雰囲気でした。
▶事前に予約は締め切りとなり増席され超満席の会場でした。私は 1st.セットの3曲目から聴きました。木住野さんがゆったりとピアノを弾き始めます。柔らかく独り言のように弾いていき少しずつ打鍵が強くなっていくと、清水さんが弾くベースの軽やかな音、吉良さんがブラシでシンバルに触れる透明感のある音が聴こえてきます。木住野さんが♪Walts For Debby のテーマを弾き軽快に速度を増していきます。
▶ちょっと悪戯っぽい表情で、清水さんと吉良さんを見ながら楽しいフレーズを弾いて力感を増していくと、ベース ドラムスも呼応して速く強いリズムを刻みます。木住野さんは円弧上に大きく動きながら弾き、遂には椅子から立ち上がってパワフルに弾いていきます。吉良さんが大きくドラムスを叩き、木住野さんと大きな笑顔を交わします。やがて波が引いていくようにして、綺麗な音でこの曲の綺麗なテーマを弾いて、演奏を結びます。
▶木住野さんがマイクを取り、♪Walts For Debby は、BODY&SOUL でのライブでほぼ毎回演奏していると話します。続いて木住野さんが昨年リリースしたデビュー30周年記念アルバム「Reminiscence」より♪Overjoyed を演奏されました。
▶木住野さんは「ライブではいつもと違う発見があって楽しい」と話します。さらに「BODY&SOUL に出演し始めた頃は緊張していた。今は一年に三,四回出演しているが、ここで素晴らしいミュージシャンと一緒に演奏できたことは大切なことだった。夏になるとボサノヴァの曲、アントニオ・カルロス・ジョビンの曲を演奏したくなってメドレーを作るが BODY&SOUL では一曲一曲の演奏だったので、今日はメドレーをおおくりします、と話して心地良く楽しい演奏で1st.セットを締めくくりました。
▶2nd.セットではまず木住野さんお一人でステージに登場。「珍しく一人で演奏しようと思います。もうすぐ梅雨明けなのでこの時期しか演奏できない♪紫陽花 を演奏します」 と話して、雨垂れを思わせるような瑞々しい音でピアノを弾き始めます。静かな表情で潤いのある音を響かせしっとりと弾いていきます。ゆったりと弾き、後半には強い情感を描いてこの美しい曲の演奏を終えました。この曲を収録したアルバムが手に入らなくなったので、改めてレコーディングし直して「Reminiscence」に収録したそうです。
▶清水さんと吉良さんをご紹介しお二人がステージへ再登場。BODY&SOUL はデビュー前からお世話になっているので、デビューアルバムに収録した♪Fairy Tale を演奏しますと話して演奏を始めます。2015年にリリースされたアルバム 「Anthology -20th anniversary-」 の制作にあたって実施されたファン投票でも上位に選ばれた人気曲です。
▶木住野さんがどこか懐かしく幻想的なメロディーを弾いていき、演奏が進むにつれ緊張感を帯びて熱量が高くなり、物語がドラマティックに展開していくような演奏になりました。演奏が終わると木住野さんは 「後半盛り上がりバージョンでおおくりしました」 と話して観客を笑わせます。
▶♪Echoes of Tide は、木住野さんがクルーズ船で航海をされたとき窓から見える海の波をモチーフに作曲した曲だそうです。木住野さんが弾く柔らかい音、強い音がゆったりと重なって穏やかな情景を描いていきます。清水さんが強弱を変えながら繊細な音でベースソロを弾いていきます。一音をくっきりと響かせ歌っていき、強く情感を伝えていきます。吉良さんのブラシを回す密やかな音が響く中、木住野さんが輝く水面のように煌びやかな音でピアノを弾いていきました。心地良く惹きこまれていく一曲でした。
▶一転して、コロナ禍に書いた♪Ruby Wizard (悪魔祓いの魔女) を新アレンジで豪快に演奏します。木住野さんは、BODY&SOULに 思い出がたくさんあり過ぎて、SNS にも泣いちゃうかもと書いたと話します。「30年以上一緒に歩ませていただいて感謝の気持ちでいっぱいです。Kyoko ママも好きなタンゴの曲♪Libertang を演奏します」 と話してこの曲を情熱的に演奏し、吉良さんのドラムソロで鮮やかに演奏を締めくくりました。
▶木住野さんはMCのたび、Kyoko ママとBODY&SOUL の思い出を話し、一曲一曲を愛おしそうに演奏されました。アンコールでは、本当に最後の曲になってしまいます、と名残惜しそうに話し、南青山の時代から育ててもらった Kyokoママ スタッフの皆さん来てくれたお客様にと、感謝の気持ちをお伝えになりました。平和と皆さんの健康とお幸せを祈りながらと♪Imagine を演奏され、BODY&SOUL での最後のライブを結びました。
▶終演後もにぎやかな雰囲気で、木住野さんは多くの観客と言葉を交わし、アルバムへのサインや記念撮影に応え遅い時間まで Kyokoママやスタッフの皆さんと歓談されていました。

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